令和2年(2020)11月23日、新嘗祭は京都八坂(やさか)神社です。
京都の祇園にご鎮座しており、京都を代表する
夏祭りの祇園祭でも有名です。
また疫病封じの神としても「祇園さん」として親しまれています。
指定文化財になりました
今年はご本殿が国宝、摂社末社など26棟が重要文化財に指定されました。
新嘗祭の宮司さん挨拶でも、このことをお話しされてました。
八阪神社はご本殿と拝殿をひとつ屋根で覆う祇園造りです。
ご本殿下には霊水が沸き、神泉苑の水とつながっていると言われています。
*こちらは新嘗祭の飾り付けされた拝殿、この奥にご本殿がある。
疫(えき)神社
八坂神社の境内には、摂社末社が多くお鎮まりになられてます。
今回は疫病の神として、疫(えき)神社をご紹介します。
ご祭神は、蘇民将来(そみんしょうらい)神。
素戔嗚尊から疫病を免れる茅葺(ちがや)を授けられた神様です。
疫神社祭(1月19日)には厄除神事が、夏越祭(7月31日)には鳥居に大きな茅の輪が駆けられ、祓え神事が行われます。
*社務所ではいろいろな御札が授与されます。
以前の記事:
①京の守り神:八坂神社の記事はこちら→☆
ご祭神のことなど
②八坂神社:国宝指定への記事はこちら→★★
(注)神名は八坂神社のHPおよび由緒書表記の漢字にしています。