仙洞御所を参観した |   kinuzabuの日々・・・

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今日は京都の仙洞御所に行った。2回目の参観である。

宮内庁京都事務所が管理する4つの御所、離宮の1つだが、一番マイナーな御所だと思う。でも、仙洞御所内にある大宮御所は京都に訪れた国賓が宿泊する場所だったし、何よりも庭園が素晴らしい。

桂離宮が、離宮からの眺めを凝縮した美しさであれば、仙洞御所はもっと規模が大きく庭園を愛でる場所である。今日はあいにく小雨が降ったりやんだりの天気だったが、強い雨が降らなかっただけマシだろう。雨の庭園もいいものである。

庭園を巡っていると、やはり日本の庭園美が深く追及されて妥協のない姿が目を楽しませてくれる。絶妙な木々の配置。橋の置き方、池のまわりの芝生、苔。どこをとっても絵になる。写真のメモリーがどんどん消費されていく。

仙洞御所の最大の見ものは州浜(写真)だろう。手のひら大の丸い石を池の岸辺に敷き詰めて、砂浜を模したものである。秋の紅葉の時はさぞや美しかろうと思う。

kinuzabuの日々・・・-仙洞御所の州浜


御所、離宮の参観時間は約1時間である。もっと居たいけれど、追い出し係がいるので、あまりゆっくり居られなのが悲しい。今回は小雨だったが、晴れた日や、紅葉、桜、新緑の日に再び訪れたい場所である。