目線の外し方 | 横浜きぬた歯科院長ブログ

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先日、当院に勤務している歯科医に治療のアドバイスをしている際、ある違和感を感じました。

私は、治療のアドバイス以上に彼から受けるその違和感がどこか来るものなのかに注意を払いました。

 

それは、彼の目線の外し方にありました。私は、人と人は目を合わせ会話をする必要があると思います。何より目線を合わせることは相手を察するために非常に重要なことだと思います。

 

しかし、ずっと相手の目を見据えることで相手は、そして自分も疲れてしまう。だから、目のそらし方、タイミングは重要なのです。

その上で、彼の目線の外し方は本当に私の話す内容を聞いているのか?と思わせるものでした。それでは、どのような改善を彼にすべきなのか彼と話をしながら考えました。

 

話が終わった後、私たちは早速、彼に目線の外し方についてアドバイスをしました。

まず、彼の外し方は外した時にかなり遠く見てしまっているのです。せめて肩の位置、又は目と肩を結んだ距離の円を描く程度までに止めるべきだと話しました。それに合わせ目線を合わせる時間が短いこともアドバイスしました。

私自身、スタッフたちにその様な事を強要していいのかは分かりませんが私の下で働いている間は私の考えを押し付けていいと思っています。

 

話が終わった後、彼から、いつ誰から私がその様な事を学んだのか質問をされました。私はこういった事を何かの本で読んだり誰かにアドバイスされたことはありません。それを学んだのは勤務時代でした。勤務していた銀座という土地柄は新人の私にとって、内向的だった私にとって、まさに試練であり、絶好の鍛錬の場でした。歯科医師に成り立ての頃、受け持った患者さん達は歯医者でなければ話すことも出来なかったであろう人達でした。

彼らは、何かを成し遂げただけあって一様に私に対して寛容でした。しかし、私にとって、それは大きなプレッシャーでした。どうすれば彼らと上手くやれるのか。それは、若い私でも将来を左右する重要なことだということだけは理解できたのです。そうしているうちに言葉に出さなくても相手の態度や仕草で気持ちがわかる気がしてきたのです。その結果は色々なことで出ました。それは私が歯科医師になって良かったと思わせるものでした。

今は、私は相手の仕草で相手の気持ちを察するようなことをしません。しないというか出来ない。

しかしながら若い歯科医にとってそういった感性は必要だと思います。だから彼らにはもっと敏感になってもらいたい。

 

ところで私の話を聞きながら彼は何度も目線を遠くに外していました。

私は彼に、俺をバカにしているのか?と聞くと、彼は、とんでもない!院長の顔が怖すぎるんです!とても目線なんて合わせられません・・・と、なるほど!きっと患者さん達にもそう思っている方は多いのだと思いました。さっそく優しい顔の練習を私はしなくてはいけないと気が付きました。町で怖い顔の人に目線を合わせられると怖いのです。だからみていないよ、という意思表示のために遠くに目線を飛ばすのです。勉強になりました。

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

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