本日は顔の姿形に入っていきます!
これは気になる方も多いのではないでしょうか?
顔ということで、頭蓋骨の調整も入ってきます。
が、頭蓋骨は単独では調整しません。
その鍵は脳や脊髄を覆っている膜にあります
硬膜、クモ膜、軟膜と三層の膜があり、その中を脳脊髄液が循環していましたね
この内硬膜は後頭骨、第2、3頸椎、第2脊椎に付着しています。
そのため後頭骨と仙骨は互いに影響を及ぼし、これをコアリンクと呼びます。
後頭骨と仙骨の相関は、他の講義でも度々でてきましたが、解剖的にはこんな意味があったんですね
これを頭に入れて、背骨や首の調整をしてから頭蓋骨の調整をすることで最大の効果を出すことができます。
この講義で具体的には、
・下部腰椎
・第一胸椎
・側弯している部位
・頚椎
・頭蓋骨の操作
といった順で調整していきます。
・呼気で生理的湾曲が強まる
・吸気で生理的湾曲が弱まる
そこの動きから後頭骨が引っ張り込まれるような運動が起きます。
それを踏まえて、脊椎はこれまで習った方法で調整していきます
この時、ただ触れているというよりはほんの少し押し続けるような感覚(露骨に押すというより意識する程度)で保持します。
操作としてはとても弱い刺激です。
クライアントに鏡などで変化を確認してもらうなどすると良いかもしれませんね
今回の調整法では脳脊髄液の流れを整えることができます。
そのことで期待できる効果も色々あり、頭蓋仙骨療法やクラニオセイクラルとしてまとまっていますので、書店で専門書を買って詳しく独習してみても良いのではないでしょうか
30Aクラス助講師 稗島昇平
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