講師は矢作智崇先生。
耳の高さは左右揃っているでしょうか? 肩甲骨は? 立っているときでは? 体からは色んな情報が読み取れます
今回は早速身体を動かす実技が入ってきます!
まずは学園で学ぶ講義の簡単な紹介です。
・からだのしくみ
・運動系の原理
・解剖生理学
・自他動操縦法
・12種体型
・筋肉操縦法
・骨格操縦法
・経絡操縦法
・内臓操縦法
・観歪法
・姿形操縦法
・臨床応用
・疼痛操縦法
・小児老人操縦法
・救急操縦法
在学中にこれだけのことを学びます
カリキュラムは膨大で大変に思えますが、卒業時にはこれらが出来るようになっていると思うとワクワクしませんか?そのために助講師としてサポートさせていただきますのでよろしくお願いします
続いて均整法がどういったものか、身を持って体験まずは人の体の観察です。
均整法において観察はとても大事です!
観察があっての設計、調整ですからね!
先生のお手本と解説の後、学生同士でチャレンジ
耳の高さは左右揃っているでしょうか? 肩甲骨は? 立っているときでは? 体からは色んな情報が読み取れます
触れるときは嫌な思いをさせないよう、相手の体への気遣いも意識しましょう
普段このように他人を観察したり触れることはあまりないと思います。均整師的な観察眼を養っていきましょう
そして均整法の重要な三原則、角度、張力、間を体感するために足首(アキレス腱)の調整法
アキレス腱をジワっと張り出したら、いわゆる『呼吸の間隙』を狙ってポッと抜く刺激を入れます。
息を吸い切った時ではなく、そこから呼気に切り替わるその瞬間を狙うことがコツです。
緊張(交感神経的)から弛緩(副交感神経的)へと切り替わるタイミングですね
吸気ー緊張ー交感神経
呼気ー弛緩ー副交感神経
この関連は覚えてくおと後々役立つと思います
さらっと紹介していますが、非常に重要なテクニックですよ
呼吸を狙うことは自律神経調整とも深く関わり、均整法では多用されるので使えるようになっておくと良いですね
早速学生同士で実践です
たったこれだけの調整ですが、身体には変化が出てきます。
一見シンプルですが、角度、張力、間、そして筋紡錘、神経の作用など、複合的な要素が絡んで効果を高めているのが均整法の技なんですね
理論派の方はその辺りの背景を探ってみるのも均整法の楽しみ方のひとつかもしれません
最初は感覚が掴めず難しいかもしれませんが、回数を重ねるごとに必ず上達します!
他にも様々な刺激方法や、均整法を学んでいく上で基本になる用語や考え方などご教授していただきました
そしてこの辺りで矢作先生のアクセルが全開に…。
生徒の体に合わせて様々な観察、調整法がバンバン飛び出します
これは今後「疼痛操縦法」で詳しく習いますね
とにかく均整法のエッセンスがぎゅっと凝縮された一日で、ここには紹介しきれないほどのスゴ技のオンパレードでした
学生さんはあまりの情報量に混乱してしまうかもしれませんが、それぞれの技術は各授業で詳しく学んでいきますので、焦らず確実にモノにしていきましょう
以上、初ブログ投稿でした!
これからもよろしくお願いします
30A助講師 稗島昇平
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