Kent Kakitsubataです。皆さん、お元気ですか。
Kent Kakitsubata Presents
「My Youth」
2018/4/27(金) 横浜ベイシス
OPEN/18:00 START/18:30
前売2,400円/当日2,900円(D代別)
Kent Kakitsubata
さらばルバート、空を飛ぶ
サヨナラの最終回
fresh night pizza club
and more…
Kent Kakitsubataです。皆さん、お元気ですか。
Kent Kakitsubata Presents
「My Youth」
2018/4/27(金) 横浜ベイシス
OPEN/18:00 START/18:30
前売2,400円/当日2,900円(D代別)
Kent Kakitsubata
さらばルバート、空を飛ぶ
サヨナラの最終回
fresh night pizza club
and more…
・地元ではじめての
自主企画が終わった。
改めて、Kent Kakitsubata横浜初自主企画
「ローカル・ルールvol1」
に遊びに来てくれた方々、本当にありがとう。
至らない点もたくさんあったかもしれないけど、出演者、お客さん共にとても充実感の高い夜を作れたんじゃないかと自負しています。
それくらい「楽しかった、いい夜だった」って声をたくさん聞けたし、
「楽しかった、いい夜になった」って対バンのみんなも言ってくれた。
企画名「ローカル・ルール」の名の通り、今回はイベント自体にルールを設けていた。
ずばり、“神奈川県(出身)のバンドのみで対バンを組む”
それもせっかくのはじめての地元企画なのだ、やるならとびっきりエグいメンツだけでやってみよう。と思い立ち、このルールに賛同してくれたのが今回のメンツだったわけだ。
・Althea
Altheaとは横浜のライブハウスで対バンして、俺はその時、高校生イベントのゲストアクトとして出演した。
最後にどの高校生バンドが一番良かったかを投票するというようなオーディション要素のあるイベントだったのだが、そこに参加していたのがAltheaだったのだ。
彼らはその日出演していたどのバンドよりも一番上手かったし、一番高校生離れしていたし、でも、一番青かった。
青い、というのはマイナス的な表現ではなく。若い時にしか滲み出ないあのヒリついて、瑞々しくて、衝動的で、そして誰もが持っていたけど知らない間に忘れていってしまう、あの青さだ。
俺はその日、お客さんと同じく投票権をもらったのだがAltheaには投票しなかった。
なぜかというと、俺が投票なんてしなくても絶対こいつらが優勝するんだろうし、しなかったとしても絶対に何かしらで抜き出てくるだろうな。って謎の信頼があったからだ。
事実彼らはものすごいスピード感で頭角を現してきている。
一緒に4人目のメンバーとして裏表、君への二曲をコラボできたのも本当に嬉しかったよ、
本当にありがとう。
・さらばルバート、空を飛ぶ
ルバートは前に代々木で定期的にやっていた自主企画「ミステリー・サークル」でも対バンさせてもらったが、彼らとはとにかく付き合いが長い。
長いし、お互い色々あった。
ボーカルの白衣イロハはお互いが高校生で全く別のバンドをやっている時からの旧知の仲だし、彼がほとんど狂気ともいうべき貪欲さで音楽と向き合い、見識を深め、オーケストラ、電子音楽などジャンルの垣根を吹き飛ばした強烈な音を作りまくっていることも、
その上でこのバンドを始めたことも、
そしてメンバーがかなり変わり続けていることも、知っていた。
ルバートのギターとドラムは俺がこれまた昔から仲の良いDoxieというバンドの峰とやぬが入ったばかりで、俺はその編成のルバートを見るのが初めてだったわけだ。
予想していた通り、当初の俺の予想をはるかに裏切る程のぶっ飛んだライブだった。
彼らのクレイジー・スタイルという楽曲で、俺はマイク一本でボーカルを担当しコラボした。
この曲の一節に「想像以上を」というワードが出てくるんだが、俺はサビのメロディで度々繰り返されるこの一節が本当に大好きなのだ。
度重なる逆境と向き合いながら、それでもなお自分の音楽を、感情の向く方向にまっすぐに捻くれながら突き詰める白衣君の、そしてルバートというバンドの一つの「姿勢」を感じるワードだからだ。
これからも一緒に闘っていきたい、戦友なんだと俺は勝手に思ってるよ。本当にありがとう。
・屋根の上のルーニー
どの世代のバンドマンも思うことなのかもしれないが
「同い年のバンドマンは少ない」
という感情を、誰しも一度は持ち合わせる時があると思う。
そういう意味で言えば、俺とルーニーのボーカルはたけは、数少ない「同い年のバンドマン」仲間なのだが、実はがっつり対バンするのも数えるほどしかなくて、お互い対バンしたいねと言い合ってはいたが、なかなか実現しないまま数年が経っていた。
今回イベントを組むにあたって、Althea、ルバートとゴリゴリの武闘派が並ぶ中、どうしてもルーニーにはまた違った香りの風としてイベントを彩って欲しかったのだ。
…と思ったんだが、蓋を開けたら一番武闘派だったのはルーニーだったのかもしれない、と今になって思うんだよな。
だってこんなにキラキラしていて強度の高いポップソングを、シニカルな目線と独特の語感で研ぎ澄まされた、それでいて実は強烈に人間臭いメッセージを、臆面もなく
表現できてしまうのは、本当に強い人達でなければ出来ない芸当だと思うのだ。
彼らが1000枚作った無料配布CD「meishi」を聴いていると、そのバラエティの懐の深さとアレンジセンスの良さに驚きつつ、これがもし頻繁に対バンするような距離感のバンドの音源だったら、正直かなり嫉妬しているなーーと思うんだ。
トレンドやら売れ線やらうるさく言われているこの音楽界の荒波の中を、彼らは確かに闘いながら、前に進んでいるのだ。
今回しっかり一緒にやれて、しっかり美味しい酒で打ち上がれて本当に良かったと思ってる。大丈夫、今よりもっともっと頻繁にやりたいって、俺は思ってる。出演してくれて本当にありがとう。
・ケントについて
今回、制定された神奈川縛りというルールとは別に俺の中の「裏ローカル・ルール」というのがあって、それが
「全部新曲、音源未収録の曲のみでセットリストを作る」
というルールだった。
それが本当に俺の攻めの形だと思っていたんだ、最後のリハーサルの時までは。
イベントというのはやはりお客さんがいなければ成立しない。
お客さんの満足度が、また次のイベントの製作、集客につながっていくし、如何にまたライブに行きたいと思わせるか?というのを考えるのも、音楽だけではない、ミュージシャンの仕事なのだ。
それを踏まえた上で、本当に新曲で固めたセットリストが、お客さんの為の攻めた姿勢のセットリストなのだろうか?
常に最新の自分を目撃してほしいという気持ちはわからなくはないが、果たしてそれでイベントを楽しみにしてくれていたお客さんたちは本当に満足するのか?
…結果、俺は自分の意思で、自分で制定した最初のルールを捻じ曲げることにした。
新曲はその日に初卸しする1曲のみで、あとは全部音源収録済みの、みんなが聴いたことある曲のみで固めたのだ。
そうなると久々に演奏する曲もたくさん出てきたりして、我々ケントバンドの面々も慌てに慌てながらリハーサルを進めた笑
歌うムーンライト、あのさぁ、インスタントエネミー、どれもライブハウスのお客さんからの生の声で、好きですと言ってもらった曲たちばっかりだ。
思えば、この決断を下せた時から、自分の中での価値観が少しずつ変わってきている気がする。
またケントカキツバタとしての新しい顔を見せられる気がして、今すごくワクワクしているんだ。
・総括
今回上記のバンドのみんなの力添えもあり、内容としては大成功に終わったローカルルール。もちろんVol1と言うからにはここで終わるわけがない。
また新たなルールを制定したのち、再び良い夜を過ごせるよう、またわるだくみを進めていきます。
本当にありがとうございました!
・こんばんは
前回のブログが今年最初の挨拶だったので、日本語の文字の書き方から思い出すような心境で、いまこのブログを綴っております。
横浜のはぐれシンガーソングライター兼ギタリストのケントカキツバタです。
みなさん生きてますか?俺も「生きている」と声を張るのには中々精一杯なくらいつんのめった生活をしています。ただ、1日1日がが辛くても、音楽は楽しいです。それだけが幸いです。
・シンゴジラ
多分ピークだった頃は毎日何かしらこの映画についての事柄を呟き続けていたのでは無いか、って位に今年一番の勢いで感性をズバズバに刺激してきた作品でした。
元々ゴジラ作品なんて見た事全く無かったのですが、庵野秀明総監督というだけで70%は物見遊山的な心境で見に行きました。
公開後1日しか経っていない映画館の物販で「パンフレット入荷分売り切れました」の注意書きを見つけた時点で「あ、これ絶対やばいやつだ」という察しがついたのも今では遠い昔のように感じます。
なぜならば、それから劇場に3回くらい見に行ったからです。
その後の興行的、評判的な快進撃は言うまでもないのですが、こんなに熱中した映画はマッドマックスの時以来なんじゃないだろうかってくらい一個一個のシーンに心を鷲掴みにされていった作品でした。
もうそろそろ時期的にも終わるのではないかと思うので、見ていない人はゴジラ興味ないとか庵野知らねえとかそういう謎のハードルはどうでもいいのでマジで見に行くべきです。
あれは日本人にしかブッ刺さらないようにできてるんです。心の鍵穴にシンゴジラを挿しに行ってきてください、一刻も早く。
・次回ライブ
次回ライブはこんな感じです。
サヨナラの最終回ほりうま君に誘っていただき、急になってしまいましたが出演する事になりました。
元々9月はライブする予定無かったので今月のライブはこの一本のみです。
サヨナラの最終回のみんなとは、自分のライブではない打ち上げの場で初めて出会い(しかも対バンじゃなかったからライブも見られてない)、お互いにしこたま酒を飲んでいて何だか空間がよく分からない状態にねじ曲がったまま、その時に勢いで猛烈なラブコールをいただけたのがファーストコンタクトでした。
やっと対バンできて嬉しい。
すごく嬉しかったので当日はむちゃくちゃやりに行きます。
・一日が24時間で決まっているから
人が起きてから眠るまでに一日に聴ける音楽の量は限られている。
だから人はその上限を無理矢理に突破しようとして、夜更かしをしてしまうんだと思う。
もし人間一人の一日における時間的キャパシティが決まっているのなら、できれば中には何もない状態にしたい
そこに隙間なく、際限なく音楽を詰め込んでいきたいんだ、ほら俺貧乏性だから。