1Rが走る前からチャンピオンズCの買い目を迷いに迷っていた。

④インティと⑤クリソベリルは決まり。

取り合えず、その馬単馬連を買った。

さらに三頭目をどうするか考えたのだが、これが悩むのだ。

競馬が後半戦になった午後、①と⑪に絞る。

そして三連単を組み立て始める。

 

数日前に書いたが、わしの辞書に三連複という言葉はない。

4頭BOXなら4点でいいではないかと友人は

さっきも言っていたが、(わしをカラかっているのだ)

発想にないものは仕方がない。

つまり、レースはわしの馬券をかいくぐる様にして

最後の100mで二転三転したのである。

 

今年はこういう、ほとんど当たっているのに

的中馬券が手元にない、哀しいGⅠが多い。

まぁ、残りの1ヶ月をめげずに頑張ろう。

ネットのニュースサイトで、気になる記事があったので

取り上げたい。

自民党が来るべきカジノ時代について、

儲けた客から税金を取る税制改正を

12月中にまとめると書いてあった。

競馬と同様に課税する、(ここが重要!)、と書いてある。

これは結構重要な問題を秘めている。

国会議員も財務省も気がついていないと思う。

 

現在の競馬の儲けへの課税は「一時所得」とされて、

大雑把に言えば払戻しを受けた金額の50%が税金になる。

裁判になった数例だけ「雑収入」として、ハズレ馬券が

必要経費として認められたが、大変なレアケースで

一般人には関係ない。

一時所得は年間50万円までは控除されるが、

毎週競馬をしている人なら年間トータルでは楽に超えてしまう。

 

わしらのようなケチな年金ギャンブラーでも、

年間100万円くらいの馬券を買って

75万円くらいの払戻しを受けて、

今年も20万ちょっと負けちゃった、と言っている。

これが平均的な姿だろう。

この場合、払戻し金75万円-控除額50万円=25万円が

確定申告する一時所得だ。

税務署に50%の12万5千円を納税しなくてはならない。

負けているのにさらに税金を払う人はいないから、

毎週末に競馬新聞を買うファンは全員脱税の常習犯である。

強調するつもりはないが、

脱税は国家の根幹を揺るがす重罪である。

今日も競馬場に集まった数万人のファンは

全員がその重罪の常習犯だ。

もちろん、こんな税法はおかしい。

 

「カジノ」課税を考えるとき、「競馬と同じように」するとして、

是非これを機会に税法をいろいろと現実的なものに変えて欲しい。

善良な国民を犯罪者にしたままではいけないのである。

たとえば、控除額を20倍にする。これだけでもいい。

年間1000万円なら大口払戻しに馬券を差し出しても、

税務署の目を気にする心配はなくなるだろう。

今の税法は金銭感覚が古すぎるのだ。