きのこのこのっこ-FxCam_1327730560751.jpg
『グレン・グールドの演奏を聴いていると
音楽以外に何か、
不思議な声のようなものが聞こえる…』
 
以前からこのように思っていた私は、
道端で見つけた
この映画の広告を見た日から
公開を楽しみにしていました♪
 
バッハ弾きで有名なグールドは
カナダのピアニスト。
そんな彼の生涯を追った
ドキュメント映画でした。
 
『グールド氏の解釈には賛同できない』
『彼の音楽は 時計を分解して
元通りにするどころか
別のものに作り替えて
しまうようなものだ』
と評されるほどにグールドの演奏は
とても個性的!
劇中でも グールドの演奏を
楽しむことが出来ました。
 
これがないと落ち着かないんだ!と
とても低い椅子で演奏するのは
グールドの尊敬する
音楽院の先生のスタイルを受け継いだもの。
天才ゆえに孤独、
ある意味ロマンティストであるものの
人付き合いが苦手だった と
かつてのグールドの恋人もいうように
彼には『孤独』というイメージが強く
明るい人ではないのか
と思われがちですが、
ユーモアがあり、
聴衆の心に響く演奏をしたい
という願いを持っている人でした。
 
彼は演奏しながら歌を歌います。
(これがあの 不思議な声の正体!)
こんなにひとりのピアニストについて
じっくり焦点を当てて
その人の音楽を理解したことが
なかったからかも知れませんが、
楽譜に書いてあることも把握した上で
自分なりの音楽を作っていく。
それは その曲を聞き飽きた
聴衆に新鮮味を与える為でもありますが
そんな周りに流されず
孤独を感じつつも 音楽家として
短い人生を圧倒したグールドのように
私も我が道を行けたらなあ。