鍼灸治療においてはですね、「治す」というモチベーションを持って受けて頂くことももちろん大切ですが、「身体を変える」というイメージも持っておいて頂きたいなと思っております。

 

私はこれまでたくさんの方の身体を診させて頂いてきましたが、あらゆる病、不調のバックには、その人の「心身の癖」というのがあるんですね。

 

身体の使い方の癖(例えばいつも同じ脚の組み方をするなど)というのはまだイメージがつきやすいと思いますが、心の癖というのもあって、その心の癖が身体に表れるということもあります。

 

心の癖というのを端的に説明するのは難しいですが、感情の発動の仕方の偏りであったり、思考の偏りと言えば、少し伝わりますでしょうか?

 

ともかく「癖」というのは、繰り返される無意識の習慣によって形成されていきますから、しっかり腰を据えて取り組まないと、なかなか変化させることが難しいんですね。

 

でもね、この皆さんそれぞれが持っている「癖」というのが本当に愛しくもあるんです。

 

その人の人間性とか、もっと言えば歩んできた人生が表れているんですよね。

 

とは言え、その癖が不調の背景としてある以上は目を背けるわけにはいきません。

 

表面的に出ている症状の増悪緩解に一喜一憂してしまう気持ちはすごくよくわかりますが、「どんな自分になりたいと思って鍼灸を受けに来たのか」という目的を見失わないようにして治療と養生を進めれば、少しずつ変わってきますよ。

 

大丈夫!

 

ちゃんと二人三脚で進めていきますからね。

 

 

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