さて、初めての移植は残念な結果で終わりました
結果を聞いた当日は落ち込みましたが、自分でも意外なぐらい、ケロッとしていて、普通に生活を送ってました。
ダメージ回復早いなぁ、これも年の功やな…などと調子に乗っていましたが、ある夜、寝てたら突然その感情は来ました。
………怖い!
私、一生子ども授かることが出来ひんのかも知れへん。それが、と言うかその事実を受け入れないといけない日が来るかも知れないことが怖い。
子どもがいてもいなくても、私は人生を楽しく過ごす。そうずっと思って生きてます。
けど、そう言うても、いつかは授かることが出来るやろうと、自分でも気がついてない心の底の深い深いところで思ってた。
…もしかしたら、それは叶わないかもしれない。
怖い。
子どもがいても、いなくても、私の人生は楽しい。そう思ってました。
けど、自分の恐怖心に気がついてしまった。
今までの言葉なんて覚悟の無い、上っ面だけのものやったんやと。
私、めっちゃ子ども欲しい。
妊娠してみたいし、出産してみたいし、育てていく中でめっちゃしんどい思いも、うれしい思いも味わいたい。2人で一緒に子育てしてみたい。ふわふわの赤ちゃん抱きたい。
(あとは反抗期に『うるさいクソババア!』とか言われて、激昂してみたい!笑)
一回体外受精やってみて、あかんかった。
事実としてはただ、それだけ。
一回あかんかっただけで、ビビり上がって、大袈裟やなぁ~と自分でも思います
けど、これから先、もしかしたら1つ1つの事実を積み重ねて、覚悟しないといけないものもあるんやろうな、と。
これから先、自分はどんな思いで治療に臨むんやろうか。次こそは、ってちゃんと希望を持てるんやろうか。将来の私が後悔しないように、ただそれだけのために消化試合みたいに取り組んでしまわへんやろうか。
背中がぞわぞわして、歯がガチガチ言うてるで!と言うくらい(実際は言うてません!笑)不安と恐怖でいっぱいになりました。しかも怖くて泣けてくるし!
その感情をどうにかやり過ごそうと、布団の中で丸まってたら、
『走りたい』
『働きたい』
『モノ捨てたい』
と言う3つがふと頭の中に浮かびました。
あ、明日は走りに行こう。
クローゼットの中を整理しよう。
そう思えただけで、気持ちが軽くなりました。
今の私はこの3つのお陰で、気持ちを立て直し、元気に過ごすことができています
(なんかサプリのCMの締めくくりみたい…笑)