11月23日~24日 熊野古道(中辺路)滝尻王子~熊野本宮大社約40キロ
例年この時期になると、冬山装備も技術もない僕は近場の金剛山や岩湧山がホームグラウンドと成るのですが、この冬場は熊野古道を歩いてみたいな~ とふっと想い今回は一泊二日で歩いてきました。
熊野古道でも、大峰奥駆け道は修験者の道 中辺路(紀州路)は、祈りの道 生まれ変わりの道 なのだそうです。平安人が熊野詣に想いを馳せて歩いたそうですが、今回滝尻~本宮 40キロを歩いてみて少しですが解った様な気がします。
初日は滝尻王子~近露 コースタイムで6時間なので、自宅を5時半に出発、田辺まで高速道路
を、ゆっくり安全運転で走り7時半に滝尻到着、わすれもの等しないようにゆっくり準備をして8時に出発です。
スタートの滝尻王子、「無事に熊野本宮大社に到着出来ます様にお願いします」と参拝して出発

最初の一時間は、登りが続きますカイドブックではいきなり難所だそうですが、山登りをされている方には普通の軽い登りです。
高原熊野大社、大きな楠です、奥には、この木の三倍ぐらいの大楠がありますが、写真では大きさが表現出来なかったので載せていませんが、もし来る機会があれば是非見てください。
大門王子を過ぎたところにあった池、斜めから日が差し込み綺麗でした。
石畳の道も、2~3箇所ありました。良い雰囲気の道です。
世界遺産になったので、中辺路ルート全体に間伐が行きとどいています。将来は杉の大木を歩く道になるでしょう。

牛馬童子王子 顔部分が割られていますが、これはレプリカで本物は美術館に展示されているそうです。
紅葉の古道 この坂を下れば今日の宿泊地、近露です。
平安時代は宿場町として栄えたそうです。
2時前に近露到着、まずは温泉ヒスイの湯にゆっくり浸かり、缶ビールを一本目は一気飲み、2本目は川辺の紅葉を眺めながら味わって飲みました。ほろ酔い気分で、今日の宿 月の家に到着1時間ほど昼寝をしました。まさに至福の時です。
2日目 近露~熊野本宮大社 コースタイムで9時間 真っ暗な6時前にスタートです。
名所の野中の一方杉や野中名水は真っ暗で撮影できませんでした。
阿倍野清明の腰かけ岩
この もみじも綺麗でした。 ただ近年熊野古道の紅葉は昔のように鮮やかに紅葉しなく成ったと、宿の主人が言っていました。 地球温暖化や天候不順の為だと思います。
発心門王子 ここからはいよいよ熊野本宮大社の領域です。
後8キロです。
道中で一番のもみじでした。 子供用プールが残念!
中央の白く見える右上ぐらいに、昔は大斉原がみえたそうです。
写真など、無かった平安時代の人が、京都から苦労をして歩いてきて、熊野大社を見て、ひれ伏して拝んだそうです。 ここが伏拝王子 本宮まで後3キロ
八咫烏の郵便ポスト
那智黒石で出来ています。
最後に大斉原の写真をもう一枚。
池尻~熊野本宮 約40キロを歩いた達成感からか気分は最高でした!
心身ともにリフレッシュ出来ました。
次回は、本宮~那智大社を歩いてみたいです。
















