えっと、球体関節人形系のHPを下記に載せます
普通に見れば普通なんですが、”怖い”かもしれません。
人形が怖いなと言う方はスルーでお願いします。
Digital Dolls
http://homepage2.nifty.com/digidoll/
ビスクドールというのがあります。
わかりやすく言うと、顔だとか胴体だとかを焼き物で作った人形。(興味がある人はgoogleなどでいろいろ検索してみると綺麗な人形の写真にたくさん出会えるかもしれません)
ちょっと信じられないくらいに美しいものがそこにあったりします。でも、なんていうんだろう、本能的に感じる怖さみたいなものもそこにはあって、快楽と苦痛がないまぜになっているようなそういう猥雑さが感じられる。
上で紹介したページは、人形をモチーフとしたCGのページなんですけど、美しくて残酷で冷徹でエロティックな世界が展開されている。なんとも説明に困ってしまうんだけど、とにかく私にとってはものすごく衝撃的な体験でした。
四谷シモンの人形とかも、衝撃的ではあるんだけど、そこにはまだ暖かみのような人間が関わっている感じが残されている。それにくらべて上記のページは生きているかのような生々しさがあるにもかかわらず、非人間的な冷たさに満ちているように感じてしまう。
”魔性”というのがあるなら、まさしくこれがそうなんじゃないだろうか?
罪や罰とわかっていて、墜ちていく世界・・・・・・・そういうものがあるのかもしれない。
谷崎潤一郎が夢想した世界というのはこういうものだったのじゃないだろうか?