落語絵本が発売から15年目で100万部を突破したそうだ。

15年目で100万部という数字が、
いかにも落語っぽくていい。

青山テルマだったら3日で100万ヒットぐらいするだろう。

それに乗じてPHP出版だったかが、
『5分で読みきかせる落語』なるものを発売すると発表したそうだ。

図書館などにいくと小学校低学年ぐらいのガキが、
「私は目黒のサンマを借りよう」
などと友達と落語絵本の前で相談している姿を見かけることがある。

こうしてガキにまで落語の面白さが浸透しているというのに、
『5分で読みきかせる落語』とはどういうセンスだろうか?

絵本で落語に興味を持つ人が増えたというのなら、
本物の落語をドンドン紹介して、
もっともっと落語の面白さ凄さを教えるべきだ。

落語絵本から笑点に発展し、
「ああ~、落語ってつまんねえ」
なんていわれて『爆笑レッド・カーペット』にもっていかれる前に、
本物の落語をガキ共に!


スパリゾート井上の魔性の火山