本日アマゾンからオーダーしていたCDが届いた。

ビーチ・ボーイズが1966年に発表したロック界最高の作品『ペット・サウンズ』である。

僕はこの作品だけでCDをすでに7枚持っている。
当然ながら全部同じ内容である。

そして今日8枚目の『ペット・サウンズ』が届いた。

そこまで僕が抜け出せない作品につき、
いかにこのアルバムが凄いかについての思いは割愛させてもらいたい。

それよりもこの『ペット・サウンズ』商法に意見をしたい。

昨年『ペット・サウンズ』は東芝EMIから3枚リイシューされた。
1年間に3枚も、である。

1枚は1500円の廉価盤。
そして発売当時のジャケットを完全に復刻した紙ジャケット盤。
そして今話題のSHM-CD盤である。

1500円の廉価盤は流石に購入しなかったが、
紙ジャケとSHM-CDは、
なんだかんだいって僕は購入してしまった。

全部同じ内容である、しつこいが。

そして今年は4月に入ってビーチ・ボーイズのお膝元アメリカで、
ゴールドCDなる体裁でまたまたリイシューされたのだ。

そのゴールドCD盤が本日僕の手元に届いたというわけだ。

これまた同じ内容である、念のため。

おそらく『ペット・サウンズ』にハマったファンは、
程度の差こそあれ僕と同じようにマヌケなことをしているはずだ。

これは僕のようなファンをカモにしているレコード会社の陰謀ではないか!

こんなデタラメな頻度でリイシューすることが許されるのだろうか?
許されるはずがない。
悪質極まりない『ペット・サウンズ』商法ではないか。

しかし僕は買ってしまう。
結局僕がいけないのだ。
ああ~、駄目な僕である。

スパリゾート井上の魔性の火山