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トライといっても、何かにチャレンジするということじゃない。点を取る、スコアすることだ。ラグビーのトライと同じ。
ただ、ここでいうのは点を取ることじゃない。点を失うことをいう。失点だ。
ある人から、自分(私 金山)を全否定された日である。
お前がやってねーから、俺が怒られるんだ!
アレやっとけって言っただろ!何聞いてんだ!
そんなの、アルバイトでもできるぞ!お前はそれ以下だ!
などなど、その他いろいろ言われた。
この日、私はその会社を辞めることを決めた。その日から2週間くらい経ったあと、上司に退職の意向を伝えた。その会社に入って3ヶ月くらいしか経ってないのに。
私にとって失点しかなかった日。それが、2018年10月某日のトライ(ここでは失点の意)だ。
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一方で、この日は別の意味もあった。私(金山)の無力さ、無能さを理解した日だからだ。それまで傲慢な態度?で世の中を渡り歩いてきた私にとって、その出来事は衝撃だった。
オレって、こんなになんにもできないやつだったんだ・・・。
オレって、こんなになんにも知らないやつだったんだ・・・。
オレって、こんなにまったく考えないやつだったんだ・・・。
これら3つが、公になった。隠そうにも隠せなかった。めちゃくちゃハッキリ、わかりやすく、表に出てしまった。それまでは隠せていたのに・・・。というか、隠せていたと思っていたのは私だけであって、実はみんなにバレていたのかもしれない。
私(金山)が無能だとわかったのは、捉えようによっては良かったのかもしれない。無能なくせに有能なフリしていたって、いつかはバレる。アイツだめじゃん、てなるときがいつか必ずくる。その日があとになればなるほど、ダメージはデカい。取り返しがつかなくなるからだ。それまで積み重ねてきた自信を失い、その自信を取り戻せるかどうかはわからない。
年を重ねれば重ねるほど、自信を失ったら取り戻すのは難しくなると思っている。
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40代間際に、自分が無能だとわかったのは良かった、と今では考えている。無能だから勉強するしかない。無力だから訓練などを通じて力をつけるしかない。
そして、傲慢な自分を矯正しようという良いキッカケになっている。矯正しようと、いくつかの取り組みも行なっている。このブログもその一環である。
こうして私自身に書いて聞かせることで、マインドコントロール?して、矯正につながるようにしている。つながるといいんだけど。
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