【マネジメント能力は、イチスタッフの立場にこそ必要】 | 土木技術者(もどき?)のブレイクタイム

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土木技術者(的な)人物のブログです。ブレイクタイムを過ごしているような気分で書いています。個人でも仕事ができるように、ただいま準備中(やるかどうかはまだ未定)



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下っ端であろうと、マネジメント能力は必要です。私(金山)自身が下っ端の立場でありイチスタッフなので、日々仕事先に行くたびに感じざるを得ないところです。

私(金山)の立場でいえば、土木工事現場で必要となるであろう図面や数量計算書の整備、工事施工計画の検討やとりまとめ、出来高検査などに必要な書類の整備、などなど。ときには工事進捗をつかむための資料を作ることもあります。
 
仕事先によっては設計変更の支援をしたり、事業全体の監理をすることもあります。
 
これらすべてに、マネジメント能力(=工事や事業をできるだけスムーズに進めるために必要な成果を出す能力)が必要なんです。
 
 
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そのために、まずやろうと心しているのが、
「今やっていることの先に何が待っているのか」
をイメージしておくこと。
 
このイメージがあってはじめて、成果の中身が「それでいいのかどうか」が自分でつかめるようになります。今やっていることの先に何が待っているのか、あるいはどんな問題がありそうか、を仮説でいいから発見する。そうすると、先に待っていることを思い描きながら今の仕事を進めることで、チーム内や客先から真に要求されている成果をあげられるのです。
 
土木工事の場合、今検討している工事計画が、来週・来月の工程にどんな影響を及ぼすのか、作業エリアが他工事と重複していないか、重機は配置できるか、この検討の中身はこれで大丈夫か・足りないところはないか、などなどを思いつく限り頭に入れておきます。あるいは紙やノートに書きだしておきます。状況によっては途中経過の報告とともに上司に報告・相談するのもよいでしょう。
 
これらを頭に入れておかず、ただ目の前の仕事だけしか見ていないと、いざトラブルが発生したときに手を打てなくなります。現状が把握できなくなります。工程にどれくらい遅れが生じるのか、皆目見当がつかなくなります。対策を立てようにもなんにも思い浮かびません。
 
当然です。先に待っているであろうことを何も思い描いていないのだから、何もできなくなるのは自然の理です。
 
そうなるのを避け、トラブルが起きても所定の成果を上げられる能力がマネジメントだと、私は理解しています。
 
 
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プロジェクトマネージャーだけが必要な能力ではありません。たとえ下っ端であろうと最底辺にいようと、それこそイチスタッフの立場であったとしても、必要なのです。
 
いえ、下っ端・イチスタッフだからこそ、必要な能力なのです。
 

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