世の中は1つの正解がある物事ばかりではありません。

それでも学んだり経験することによって

自分なりの正解を探したり信念を持つことって大事です。

 

今回はそんなことを問いかける本を紹介します。

 

 

 

食べるとはどういうことか: 世界の見方が変わる三つの質問

藤原辰史 (著)

 

藤原辰史さんは、人間をチューブに見立てたり、台所や畑を含めて食をとらえるなど、「食べる」ということをめぐって斬新な視点を提供している。本書では、「食べる」ということをめぐる3つの問いを軸に、中高生とともにその本質に迫っていく。そのなかで、現代というのは、じつは、食べる場と作物や動物を育てる場(動物を殺す場含む)が切り離された社会であることが浮かび上がってくる。それでは未来の食はどうなっていくのか。藤原さんと中高校生の白熱した議論を臨場感たっぷりに再現する。 

 

 

・ヴィーガンの人たちのデモが話題になりましたが、そもそも食べるとはどういうことか?を問いかける

 

 

 

 

太った男を殺しますか? 

デイヴィッド エドモンズ (著), ヤギワタル (イラスト), 鬼澤 忍 (翻訳)

 

「あるひとを助けるために、別のひとを殺すのは許されるか?」
倫理学の思考実験「トロリー問題」の多角的な考察をつうじて、哲学・倫理学がどう道徳的ジレンマと向き合ってきたかを明らかにする。 

 


・有名なトロッコ問題やその亜種の問題。あなたならどう回答しますか?

 

【ひかりTVブック(電子書籍)】

 

 

 

それをお金で買いますか

マイケル・サンデル (著), 鬼澤 忍 (翻訳)

 

刑務所の独房を1晩82ドルで格上げ、
インドの代理母は6250ドル、
製薬会社で人間モルモットになると7500ドル。
あらゆるものがお金で取引される行き過ぎた市場主義に、NHK「ハーバード白熱教室」のサンデル教授が鋭く切りこむ。
「お金の論理」が私たちの生活にまで及んできた具体的なケースを通じて、
お金では買えない道徳的・市民的「善」を問う。

 

 

・海外の話でしょ!と言ってられない。日本も福岡市のヤフオクドームがPayPayドームに名称変更されるけど、それってどうなの?

 

 

 

いのちを“つくって"もいいですか? 生命科学のジレンマを考える哲学講義

島薗 進 (著)

 

「技術的に可能なら、人工的に人のいのちをつくり出してもよいのか?」「身体の特徴や能力、知性などを親が好きに選んで、子どもをデザインしてもよいのか?」など、今日の倫理観では対処できないようなジレンマだ。そしてそれらは、テクノロジーが発展するほどにますます複雑になっていく。人がただ望むままに進んでいくならば、私たちはやがて「いのちをつくり変える」領域に踏み込んでしまうのではないか。
本書では、バイオテクノロジーがもたらすこのような治療を超えた医療=エンハンスメントの課題と、生命科学と深く結びついた現代、そして未来の社会を生きるための新しい“いのちの倫理"を、読者とともに「哲学的」に考えていく。

 

 

・出生前診断も未だに賛否両論あります。”いのちの倫理”あなたはどう考えますか?

 

 

 

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どれも難しく、すぐに答えられる問題ではありません。

でも自分なりに、ときには人の意見も参考にしながら

考え続けることが大切だと思います。

 

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