大谷選手は、9月19日(日本時間9月20日)対マーリンズ戦にて2盗塁3HRを記録して、前人未到の 51-51 と達成しました。

 

この記録はMLBに金字塔を打ち立てると同時にわれわれ日本民族の誇りとして永遠に語り継がれる事となるでしょう。

 

 

ところで、

 

西海岸を代表するスラッガーが(ロサンゼルス・ドジャーズの)大谷翔平ならば、東海岸を代表するスラッガーは言わずと知れた(ニューヨーク・ヤンキーズの)アーロン・ジャッジでしょう。

 

 

2022年シーズンには本塁打61本を記録した大打者であり、「大谷が上か、ジャッジが上か」と取りだたされる場面もよく見受けられます。あたかも、米国内でいまだに議論されている命題「ベーブ・ルースとタイ・カップ、どちらが大打者か?」のように。

(MLBや米国野球ジャーナリズムによると、何の迷いもなく「ジャッジの方が上」なる裁定を早々と出してはおりますけどw)

 

 

自らの目標を明確に定めて努力を重ね、着実に実績を重ねる大谷選手。

大谷以上の恵まれた体格(身長201cm)の天性の素質に加え、大人気球団にて衆人に見守られながら成績を重ねるジャッジ選手。

 

 

プレイスタイルや競技の環境は違うものの、ふたりともそれぞれの個性を活かし実績を積み上げ記録を更新していきます。

 

 

そして何よりも大谷選手もジャッジ選手も双方を慕い尊敬しているのです。

 

 

これはボクの想像ですが、「ジャッジ選手が活躍しているからこそ大谷選手もそれを励みにがんばってるのでは。大谷選手が活躍しているからこそジャッジ選手もそれを励みにがんばってるのでは。」と思えるんです。

 

 

というか、この二人に注目している過程でそう思えるようになりました。

 

双方の記録更新は双方の存在と尊敬と友情によってなされてるのです。

 

 

 

両雄並び立たず、とはスポーツ界で、スポーツ界以外でも語られている言葉です。

 

 

 

しかし、この両雄(大谷、ジャッジ)はお互いの力を認めあう事によって互いに並び立たせることができているのです。そして、その恩恵を受けているのは、他ならぬわれわれ野球ファンなのです。

 

 

 

大谷選手が打ったホームランは太平洋を越えたのです。