バスが専用道を走るシステム、BRT(bus rapid transit)。日本ではBRTを名乗るバス専用道が多いが、ほとんどは名ばかりで鉄道より遅い。


しかし、名古屋市には以前から本格的に運行されているBRT「基幹バス」、そして高架橋を走るガイドウェイバス「ゆとりーとライン」が運行されている。そこで中央西線・大曽根駅から「ゆとりーとライン」に乗ってることにした。
大曽根から小幡緑地を往復する

JR東海中央本線と名鉄瀬戸線、名古屋市営地下鉄名城線が集まるターミナル駅、大曽根駅。特急以外は快速や通勤ライナー「ホームライナー瑞浪」も停車してとても便利だ。


JRホーム北端の改札を出るとゆとりーとライン大曽根駅がある。有人改札のブースがあり、その奥に定期券売り場があるが、有人改札は機能しておらず、そのままホームへ向かう。


バスはガイドウェイ式のため専用塗装を纏った特別な車両だけが使われる。ただし、西日本の多くと同様、中扉でmanacaなどをタッチして、前扉で降りるだけだ。

「各駅」は全て高架ホームで「前の駅」からのバスの動きや時刻が案内されている。

13分ほど乗っていると小幡緑地駅が近づいてくる。ガイドウェイ式なので軌道の外側にバスが辿るレールがあるのがわかるだろうか。

このレールに沿えるバスだけがゆとりーとラインで使用できるのだ。以前はJR東海バスや名鉄バスもいたが、現在はすべて名古屋市営バスである。



インターチェンジとして機能する小幡緑地駅
下の案内にあるように、中志段味や高蔵寺など小幡緑地より先へ向かうバスもあるが、中志段味などは「駅」ではなく、駅ナンバリングなども振られていない。


そんな訳でここから先はどう考えても「鉄道」ではなくなるので降りることにする。

バスはスロープを下っていく。

高速道路のインターチェンジのように、ここから先は一般道へ下りることになる。
なお、小幡緑地止まりのバスはこの辺りでUターンして戻ると聞いた覚えがある。
おっと、反対側のバスがやってきた。小幡緑地駅へ戻り、大曽根へ帰ろう。

大曽根へ戻る

全駅ドーム付きで雨天や風の心配もないのが嬉しい。

高架橋なのでとにかく眺めがいい。電車より割高ではあるが、ナゴヤドームへ向かう中日ドラゴンズファンの方など乗ってみたら良いように思うのだ。

そう思っていると大曽根駅へ戻ってきた。バスはここでターンして小幡緑地の方へ向かっていく。

頭にも書いたように大曽根をはじめとする各駅には改札口スペースはあっても改札機はないが、両替ができるようにバスの運賃箱と思しき箱が置かれている。それならここで改札をしたらバスの乗り降り時間が短縮できるのではと思った。



この後、名鉄の「μ(ミュー)プラット大曽根」で買い物をしてから目的地へ向かった。



機会があれば是非、皆様も一度名古屋のガイドウェイバス「ゆとりーとライン」に乗ってみて欲しい。今回と違って一般道区間まで乗るとまた新たな発見があるかもしれない。