奈良県立万葉文化館
「万葉集」を中心とした古代文化に関するミュージアム。
飛鳥池工房遺跡・・平成3年の発掘調査で見つかった(文化館敷地内)7世紀後半~8世紀初めにかけての工房跡。
当時は金、銀、銅、鉄、ガラス、漆などを使って様々な物が作られ、日本最古の銅銭・富本銭も鋳造されていた。
明日香(飛鳥)の景観との調和に配慮した外観で、館内では「万葉歌」を題材にした日本画をはじめ、映像や音楽を使ったさまざまな展示が行われている。
※歌垣とは・・男女が橋の袂や海辺に集まって歌舞飲食し、自由な性的交わりの許される場で、古代における求婚の一方式でもあり、多くは春と秋に行われた。
石敷井戸復元模型
平成11年の発掘調査で見つかった石敷井戸の実物大復元模型。
万葉歌碑も多い庭、晴れていたら紅葉も綺麗だったのに残念!
天橋(あまはし)も 長くもがも 高山も高くもがも 月夜見(つくよみ)の 持てる越水(をちみず) い取り来て 君に奉りて をち得てしかも (巻13-3245 作者未詳)
亀形石造物
1999年に発見された、亀形の謎の石造物は、全長2.4m、幅2m、斉明天皇の時代に造られ、ここで何らかの祭祀が行われたと考えられている。
※斉明天皇は土木工事を度々行い、庶民が疲弊しました。
酒船石
亀形石造物からすぐ近くの竹林の中の階段を上った所にあり、石の長さは5m、幅2.3m、厚さ1mの花崗岩でできている
何に使ったのか様々な説があるが、実際のところはまだ謎のまま。
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