おやゆび姫に想う | おいけ家金魚のblog

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人形遣いのメモリーブログです。公演や稽古、日常のあれやこれや。

 

まりもさんとのバージョン稽古も

終盤を迎えてまいりました。

 

まだ段取りなどで

ちょっと不安なところもありますが・・・

だんだんスムーズな流れになってきております。

 

 

この作品に取り組む際に、

メンバーと一緒に

作品について

いろいろと考察したのですが、

 

いくつか原作には

謎の部分もあり、

作者の意図が計りかねるところも・・・。

 

 

 

この子が生まれるきっかけは

子どものいない女の人が

どうしても子どもが欲しくて

魔女に相談に行くというところから始まっており・・・

 

その魔女からもらった種からお花が育ち、

その花の中から生まれてきたという設定です。

 

参考サイト:おやゆび姫のあらすじがわかります)

 

しかしながら、

おやゆび姫の誕生となるきっかけを作った

その女の人(つまり育ての母ですが)は

その後、まったく登場しません(^^;

 

 

姫は、

クルミのベッドで寝ているときに

ヒキガエルに連れ去られ、

その後、転々と

運命に翻弄されつつ

いろいろな生き物と出会います。

 

 

何歳で生まれたのかも

わからないのですが、

出会いの中で

いろいろな動物に求婚もされます(^^;

 

そんな中、

ツバメとの出会いは

この姫の大きな転機となり・・・

 

ツバメのおかげで、

最後には、

運命の人と出会うという結末です。

 

 

 

で・・・

最初の女の人はどうなっちゃったのだろう?

 

という疑問が付いて回るのですが・・・キョロキョロ

 

 

それと、

姫の心情ですね。

 

 

原作では、

まったくと言っていいほど

姫の「こころ」というものが

わかりません。

 

ただ運命に流されるまま

その環境に身を置いているだけで、

そこで姫が

何を想い、

暮らしているのかが

見えてこないのです。

 

 

 

そこで・・・

 

私たちの人形劇では、

姫に

「こころ」を持たせるところから

始めめてみようということに・・・。

 

 

 

心の流れに従い、

周囲の環境やら人物像も

描くようにしました。

 

 

どうしても、最初の誕生という縁を作った

母の存在は、

ないがしろにはできず・・・

 

 

 

具体的な姿としては

登場しませんが、

姫の心を支える存在としての母は

台本の随所に盛り込まれました。

 

いきた

一人の女の子としての

物語を描けているのでは?と思います。

 

 

なので、

原作どおり

「王子様と出会い幸せに暮らしました」

というだけの結末ではなく

ちょっと付け足された部分もあります。

 

 

私は稽古の中で、

だんだんと

おやゆび姫が

現代社会に生きている者たちにも

通じるところがあると

思えてきました。

 

自分の意志や想いだけでは

どうにもならない

運命やら、現象。

 

 

一人の力では

いかんともしがたい環境でも

誰かに出会い、

智恵や勇気をもらって

 

その先の未来に向かって

いきてゆく

 

そういう示唆がこのお話には

含まれていると・・・。

 

 

 

 

ぜひ、私たちの描く

「おやゆび姫」の世界を

どこかでご覧いただけたら・・・と

思います。

 

 

 

来月以降、

市川市内の保育園さんや、

習志野市立谷津図書館さん

文京区立千石図書館さん等にて

座・まりりんの「おやゆび姫」デビューしますが、

その前に

ゲネプロ公演(リハーサル)として

流山市内児童センターにて公演を行います。

 

 

 

日時: 11月7日(水)15:00-16:00        

会場: 流山市思井児童センター 遊戯室      

内容: 人形劇「アラウンドザワールド+おやゆび姫」

 

 

対象は、3歳以上となりますが、そのご兄弟やファミリーもOKです。