箱場印は郵便箱(ポスト)に入っている郵便物を

取集人がちゃんと持って来たかどうか

監査する目的で生まれたのであろう

(澤 護 著 「小判切手」より)

【箱場印は郵便箱の中に備え付けていました】

 

”筆書き”なので”印”ではない?!

 

澤 護 著 「小判切手」の

”地方都市の箱場印”リストによれば

東京・銀座の箱場印として

印色・備考・台切手のすべてが空欄のまま

枠のない筆文字の「函上り」が掲載されています

木版なのか、手描きなのか

記載はありません

掲載の使用年代は明治13年となっていますが

こちらは明治14年です

 

でも

”筆書き”で監査できた?

 

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元数寄屋町は現在の銀座西五丁目です