アシュラ健です。
「自己中心的な人が増えている」
自己中心的な人が増えていることには、複数の要因があると考えられます。
その一つに、少子化の影響から親や祖父母から愛情を一身に受け、甘やかされて育っていることの影響が挙げられる。
記念日には抱えられないほどのプレゼントや大金をもらい、希望を言えば叶えられる。
こうした状況が当たり前になると、日々受けている恩恵への感謝の念を持ちにくくなります。
欲しいものは自分の努力で手に入れるもの、という思いも持ちにくくなります。
また、幼いころから「特別扱い」を受けて育つことも、自己中心的な考え方に影響します。
「私は特別だから、周りの子と足並みをそろえなくてもよい」。
このような状況が許されていると、成長するごとに「自分は特別だ」という思いが強くなってしまいます。
もちろん、そうした子も社会に出れば、特別扱いが通用しない現実を知るのです。
そのときに現実を受け入れられず、社会に適応できなくなってしまうのです。
自己中心的な考え方は、自分を守る盾になります。
「自分は悪くない、他人や社会が悪い」と思うことができれば、自分の責任を感じずに済みます。
しかし、その考え方が強すぎると、心のトラブルにつながっていくこともあります。
一つは、自己愛性パーソナリティ障害と呼ばれる心のトラブルです。
これは自分が特別で賞賛に値する人物だと思いこみ、他人への共感性に乏しく、自分の利益のために他人を利用し、傲慢な態度で他人に接したりするパーソナリティ(人格)の障害です。
また、いわゆる「新型うつ病」と呼ばれる心のトラブルも深刻です。
うつ病は真面目で几帳面、自責感が強いタイプの方に生じやすい心の病といわれていますが、仕事には取り組めないが趣味には熱中し、自分がうまくいかない状況の責任を他人に求めて抑うつを深めていくのが、「新型うつ病」と呼ばれるタイプの心のトラブルです。
うつ病は、基本的に薬物療法を続けながらゆっくり休養をとり、自分を責めるなどの考え方を楽なものに変えていくいくことで回復していきます。
新型うつ病と呼ばれる心のトラブルの場合は、この方法では改善が望めないといわれています。
むしろ、常識を教えたり、規律のある生活に慣れさせたりして、自己中心的な考え方を変えていく方法がとられます。
しかし、こうしたアプローチも本人がそれを必要だと思わないかぎり、なかなか功を奏しません。
自己中心的であるがゆえに周囲との摩擦が絶えず、生きづらさを感じる場合、今までとは少し違う情報やコミュニケーションを試していくとよいと思います。
人の話を最後まで聴く「傾聴」、グループワークを総括する「ファシリテーション」のワークショップに参加してみる、という方法があります。
傾聴は「相手の話を最後までまるごと聴く」のが基本です。ファシリテーションは、参加者がそれぞれ意見を伝え、お互いの意見を参考にできるように調整しながら進行することです。
慣れていくと、人間には様々な価値観があり、一人ひとりが真剣に考えて生きていることが分かってきます。それを知ると、自分の思考や行動を振り返るきっかけになると思います。
アシュラショップのヒーリングやカウンセリング、パワーストーンで新型うつを軽減してみませんか。
もちろん、他力本願だけでは良くなりません。
ご本人が楽しい人生を送るっていう覚悟が必要です。
心が疲れた。なら
一度、アシュラショップにご来店下さいね。
お待ちしてます。