今後の方針 | 膀胱癌と診断されて

膀胱癌と診断されて

2023年初頭、膀胱癌ステージ4と診断されました。
突然の人生崖っぷちに困惑しつつ一通り足掻いてみようと思います。

7月初週。

 

妻と共に病院へ。

 

先生の話を聞くまでは二人とも割と楽観的な考えでいたけど、実際に先生の話を聞くとかなり深刻な状況らしい。

 

膀胱憩室から外に出た癌細胞が他の臓器に浸潤し始めてるみたい。

 

それが最近の痛みの原因らしく、一刻の猶予もないそうだ。

 

今出来る最善の手は膀胱を全摘出してその後改めて抗癌剤治療を再開するというもの。転移した癌が抑え込めている状況に加え、手遅れな程原発巣の癌が広がる前の今しかチャンスが無いとの事。

 

手術の日程も前もって決めてくれた様で、すでに残るは本人の了承待ちの状態。

 

一応聞きかじった知識で先に放射線治療が出来ないか?

免疫療法でなんとかならないか?

 

とか聞いてみるも、今の状況では難しいらしい。

 

そもそも放射線治療をした後に摘出手術は出来ないらしく、免疫療法ももし聞かなかったら今しかないタイミングを逃して打つ手がなくなってしまう様だ。

 

話を聞いていると想像以上の大手術で10時間以上かかるそう。

・膀胱全摘出

・尿路変更(回腸導管)

・右腎臓摘出

腎臓に関しては右の尿管が癌に侵食されてるみたいなので取ることになるそう。

先生も正直中を開いてみてみないと解らないことも多くあって途中で術式を変更する可能性も高いとの事。

 

詳しく検査をしている猶予も無いから、正確にわからないところはお腹を開いてから対応を考えると。

 

 

と、色々説明聞いてるうちに妻が泣いてしまった。

自分も泣きたい気持ちを必死に抑えながら話を聞いていた。

 

ただ今出来る事は先生を信じて手術する以外無い。

 

意を決してお願いしますと二人で頭を下げてきた。