キングダムに見る

信(しん)、羌瘣(きょうかい)

河了貂(かりょうてん)

三角関係の

結末大予想②河了貂編




キングダムの

ありとあらゆる

伏線の中でも


最大のドラマが

予想される

一番デリケートな

この問題



信の結婚相手

嫁候補問題について


ずいぶん

間が空いてしまいましたが


①羌瘣編に続いて

今日は

②河了貂編

斬り込みたいと思いますブラックペアン




兵庫県尼崎の

つかしん

カルチャーセンターで


2019年4月より


ドラマチック

自分史講座を

新規開講する


ドラマチック自分史講座

ライター講師

WindMilla主宰

乙葉らムですくろねこレインボー
(おとわらむ)です





みんな

気になってるけど

いまさら

聞けない問題耳


信と羌瘣(きょうかい)、

河了貂(かりょうてん)の

男女関係って

結局どうなってるの?


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信は彼女たちを

どう思ってるの?



彼女たちは

信をどう思ってるの?




これって

俗に言う

三角関係ですよね!?


飛信隊の女軍師:河了貂と飛信隊副長女剣士:羌瘣




信の一番近くにいて

未来の嫁として

筆頭候補の2人

果たして

信と結婚するのは

どっちだ?







ということで

史実を紐解くと



羌瘣(きょうかい)は

男性ですし

河了貂(かりょうてん)は

実在しないので




史実に忠実に描くなら

信の嫁は

残念ながら

2人のうちの

いずれでもないですドクロ


となると

信の嫁は・・・

後の始皇帝・

政の妻・向(こう)の

親友でもあり


後宮の

宮女の一人の

陽(よう)が

信の妻候補として

にわかに

クローズアップされてきます合格






これについては

結末大予想③陽(よう)編

で書きますが


その伏線も

既に張られてますパー






では

その時

河了貂(かりょうてん)と

羌瘣(きょうかい)は

どうなるの?



ということで


結末大予想②は

河了貂(かりょうてん)

について考察しますメモ





まず衝撃事実として

史実から見て

河了貂は

実は存在しません叫び



原先生の

フィクション

キャラなんですドクロ



なので



キングダムでは


中華統一までの

今後8年間の中で


時期は違うにしても


河了貂も羌瘣と同じく

信と結婚することはなく


死亡もしくは別れ

という形で

描かれる可能性が

強いと思います叫び



羌瘣が

死亡説

もしくは

信の元から離れる(自立)

離別説という

2つの可能性があるとしたら


河了貂に関しては

ほぼほぼ

死亡説1本に

絞られるんじゃないかな

と思いますハート





今日はその辺を

つっこんで書きますねウインク





河了貂は

第1巻から登場する

キャラクターで



信が初めて出会う

女性キャラでもありますウインク


女性と言っても


出逢った当時は

信が13,4歳で


河了貂に至っては

10歳前後の

まだ男の子か女の子かも

分からないような

がきんちょの状態でしたし



元・山の民で

平地の民と交わり

生活してきた祖先が

ルーツで


とても聡明で

生活力のある

お金目当てで

信と政を助けるような

ちゃっかりした

子供でしたパー




親を失い

唯一の肉親の

祖父にまで先立たれて

身寄りのない

河了貂は


生きていくために

蓑と鳥の覆面をして

武装?変装して


自分のことを

オレ(一人称)と

呼んでいたため




現に

信も政も壁も

みーんな


河了貂は

男の子だと

思っていました目





身寄りのない

河了貂と信は

一緒に

同居し始めます


もともと頭もよく

生活力もある

河了貂は


平時には


働く信の

身の回りの世話をし

料理を作って


戦さの時には

留守を守ります



子供ながら

こんな平和な生活も

悪くないと内心思う

河了貂でしたが


戦さの度に

信の安否を気遣い

帰りを待つ不安な日々と


帰ってきた信が

どんどん成長し

夢に向かって

出世していく姿を見て

 

河了貂は

だんだん

取り残された

気持ちになります


自分だけ

変わっていない!!!


そして何より

家族同然の信が

戦いで死ぬかもしれない

というプレッシャー



信が死ぬのが

悲しいのではなく


一番嫌なのは

その時に

自分がそばにいて

見届けられないことの方が

悔いが残るはずだと・・・


まだ子供ながら

そう確信した河了貂は

ある決断をします


自分も

戦場に行く!!!!!


女である自分が

戦場に行くには


やはり

戦場で戦えるだけの

剣術を磨かねばならない



自分たちの家を

訪ねて来た

女剣士の羌瘣の存在が

河了貂を突き動かします


自分に剣術を教えてほしい!!


河了貂の頼みを聞いた

羌瘣は速攻で断ります


剣術こういうのは

生まれ持った

才能も関係するし


自分は

忍びの教育を

ものごころついた時から

受けている


お前が少しばかり

習ったくらいで

女が辿り着ける

レベルではないことを

羌瘣は河了貂に

言って聞かせます




自分が女であることを

信にも打ち明けていない

河了貂が


こんなことを打ち明けて

頼めるのは

同じ女である

羌瘣だけだったのですが


断られた河了貂には

なす術がありません



信が死ぬことが

嫌なのではなく

そんな瞬間に

立ち会えない自分が嫌だ


子供ながらに

そこまで想像しうる

河了貂の

並々ならぬ思いを

知った羌瘣は


軍師としてなら

男も女も関係なく

戦場で活躍できるはずと

アドバイスします


羌瘣の推薦で

軍師として学ぶ場へ

河了貂は

修行に出ます



そこから数年が経ち


並々ならぬ努力と

天性の才能もあって



河了貂は

まだ10代の若さで

信や羌瘣の率いる

飛信隊の参謀軍師として

望み通り配属されます



数年ぶりの再会の時

成長した河了貂の姿を見て

信は初めて知ります


河了貂が

男ではなく

女の子であったことを叫び



信にとっては


「身内同然の弟が

妹になっただけ」


とは

言っていますが



そこは

若い2人ですから


いろいろ

ハプニング的出来事が

伏線として

はられていきます



野営地の丘から

転げ落ちた拍子に

偶然下にいた河了貂と

信がキスしてしまうという

キスシーンやら


酔っぱらった信が

寝ぼけて

朝起きたら

河了貂に抱き枕していた

シーンやら・・・



信からしたら

家族同然の

河了貂ですが


まだ10代の

乙女?河了貂からしたら

いろいろ

意識してしまう



ハプニング的ではあっても

男と女は何があっても

おかしくないですから

あり得なくもないでしょうグッド!






河了貂(かりょうてん)が

信を好きなことは

まぁ分かるとして


信のほうは

いったいどうなんでしょう?


思いがけないキス事故の

翌日に

変に自分を意識する

うぶな河了貂に対して


頭を一発どつきながら

「意識すんなマセガキ!」って

一喝するくらいですから


まあ

兄貴風ふかしてる

信のほうは

妹としか見てないんだな~


羌瘣(きょうかい)も

戻って来たし、、、

って感じだったんですけどね


第37巻で

とんでもない事件が勃発します叫び


河了貂(かりょうてん)が

敵の軍師に見つかって

戦場でさらわれちゃって

捕虜になってしまうのですあせる



当時

敵の捕虜になるということは

死ぬよりも怖れられていた

最悪のことでしたドクロ


拷問され

苦しみの果てに殺されて

最後は屍を晒されたり

家畜の餌にされる


ましては

河了貂(かりょうてん)は

ハタチになるかならないかの

女の子


そんな若い女の子が

戦場にいるというだけでも

異例のことであり



自らも剣の達人であった

大将軍・摎( きょう)や

仲間の羌瘣(きょうかい)は

同じ女性でも

男性に負けない

武力を持っていましたが


身を守るすべを持たない

女軍師の

河了貂(かりょうてん)は


飛信隊、

信の妹的存在であることで


隊内では

身の危険を感じることは

なかったものの


敵に捕らわれた時点で

その悲劇的結末は

容易に想像でき

生還は絶望的でしたドクロ


いつかは

そんな時が

来るかもしれないと

彼女は想定内

だったかもしれませんが


捕まった先でも

敵軍の兵士たちに

容赦ない罵詈雑言を浴びせられ

殴られた顔は

腫れあがっています


これから

自分の身に起こることを

考えないようにしているのか


河了貂(かりょうてん)は

身を小さくして

膝に顔をうずめて

一言も言葉を発しません



敵将の凱孟(がいもう)は

そんな河了貂(かりょうてん)を

天幕に呼び出して

ある質問をします目



「お前はなんだ?

隊長・信の女か?」と


何を聞かれても

言葉を発しなかった貂が

初めて口をききます目


「違う!」




若い身空で

命の危機と隣り合わせで

軍師として生きる貂には

相当な動機はあるだろう

相当な願い望みがあるだろう


踏んだ

敵将の凱孟(がいもう)は

さらに問い正しますパー


「お前にとって信は

どういう存在なんだ?」

「お前の欲望は何だ?」

返答次第では

生きて返さない


と言われた

河了貂(かりょうてん)が

答えた魂の願いとは・・・


「信の夢が

叶えばいいなと思っている」




そんな生ぬるい答では

当然納得しない

凱孟(がいもう)は

貂の首をはねようとしますドクロ



河了貂(かりょうてん)の

心の奥底の欲望とは・・・


「オレもあいつ(信)と

一緒に(なって)幸せになりたい」








同じころ

飛信隊内で

河了貂(かりょうてん)が拉致されたことを

知った信の絶望ぶりは

仲間の皆が

見てられないほどでした


捕虜が

どんな目に合うか

信も誰もがわかっていたのです


そこに登場したのが

もう一人の嫁候補であり

三角関係にある羌瘣です


実は

河了貂(かりょうてん)が拉致される

現場を羌瘣は目撃していたのです目



羌瘣は

必死にそれを

阻止しようとしますが

敵味方の大乱戦の中

容易に近づくことはできません


自分は拉致されることを悟った

河了貂(かりょうてん)は

とっさに羌瘣に叫びます


自分を拉致することを

指示した敵の軍師・

荀早(じゅんそう)を

逆に羌瘣に拉致しろ!と


河了貂(かりょうてん)を

助けることはできませんでしたが

羌瘣は何とか

敵の軍師の拉致に成功

それが精いっぱいでした



互いの軍師を

拉致した

凱孟(がいもう)軍と飛信隊


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羌瘣は

河了貂を

救えなかったことを

「すまなかった」と

信に謝ります


「すまなかった

じゃねえだろ!!!

お前!!!」


その時の

信の激昂ぶりが

ハンパなかった叫び


戦友であり

憎からず思っている

羌瘣に対して


胸ぐらをつかみかかって

貂を救えなかったことを

責めますメラメラ


「捕まったらどうなるか

(同じ女性として)

わかってるだろうドンッ




冷静に考えれば

羌瘣のせいではないのに

周りが引くぐらいの

激昂ぶりに


信にとって

貂の存在が

どれほどのものなのか


この時

周りも読者である私たちも

おそらく信自身も


この時初めて

思い知ったのです目


謝罪のしようもない

羌瘣のせめてもの

罪滅ぼしとして

できることは・・・


今から

敵軍に特攻をかけて

潜入して

命に代えても

河了貂(かりょうてん)を救い出すこと・・・


でもそれも

無謀以外の何物でもなく


きっと

飛信隊全員で

夜襲をかけても


救えるかどうかも怪しい



戦場での出来事

そこに隊全体の命を

かけることはできない


それは

みんながわかっていることひらめき電球



それでも

河了貂(かりょうてん)を

見捨てることができない

そんな信に


鹿公(ひょうこう)軍から

移籍してきた

歯に衣着せぬ毒舌の

我呂(がろ)が


みんなが

聞きたくても聞けなかった

決定的で本質的な疑問を

信に投げかけますパー



身内の

尾平や渕さんたちでは

絶対聞けないことを


あえて

我呂の口を通して

聞かせる耳


原先生のこのシーン

すごいなあと

思いますひらめき電球



「信、お前にとって

河了貂(かりょうてん)は

何なんだ?」

「河了貂(かりょうてん)は

お前の女なのか?

「そうなのなら

話は早い、

大将の女助けに行くぞーで

おれたちは構わない

助けに行く」


「が、そこが

はぐらかされたままだと

俺たちも納得がいかない」




信の答えは・・・


我呂やみんなを

納得させられたのかは

疑問ですが


信なりに

誠実に紡ぐように答えた

偽りなき答えでした



「あいつは

身寄りのない俺の

たった一人の家族だ」






河了貂(かりょうてん)ほど

明確に恋心は

認識してないにせよ


信自身が

自分が思った以上に

狼狽しているこの現実・・・



大切さからいえば

羌瘣(きょうかい)以上に

河了貂(かりょうてん)を

かけがえのない存在に

思っている




そのことが

自他共に

リトマス試験紙の様に

炙り出された事件でした目


そして・・・

人質交換が成立して


奇跡的に

貂は解放されますが・・・




敵将の

凱孟(がいもう)は

意味深な予言をします耳


こんなことを

続けていると

この先いつか

とんでもない悲劇が起こると



これを

伏線として考えると


やはり

河了貂(かりょうてん)

死亡説につながっている


そして

それはおそらく

信を守るために犠牲になるあせる


例えば

絶体絶命の隊のピンチで

本命の信を逃がすために


時間稼ぎとして

自分たちの別動隊を

囮おとりにするといった類い


それが

彼女の命の対価として

もっとも納得がいき

命を懸けただけある



同じ避けがたい

悲劇だとしても

彼女の魂が

報われる結末のように思いますパー


※私§らム§シナリオライター的見解

伏線から読み解いた個人的見解です

真偽のほどは保証できませんので

ご了承ください


もちろん

フィクションだからこそ

途中経過は

いろいろ創作できるわけで


2人が一緒に

いられる時間には

終わりというか

タイムリミットはあるけれど


信と河了貂(かりょうてん)が

恋人同士になったり

いろいろあっても

いいわけですキスマーク



でも

結果的には

河了貂(かりょうてん)は

信の元からいずれいなくなる




そこで

また信が背負うものが

増えていく


人として

成長していくのなら


河了貂(かりょうてん)の人生に

悔いはないことでしょう


未来の信の嫁を

知らずに愛する人をかばって

死んでいくのは

ある意味で幸せだとさえ

言えるかもしれません



信もまた

身近でかけがえのない存在

河了貂(かりょうてん)と羌瘣を失ってこそ


第3の嫁候補・陽(よう)を

異性として愛する存在として

向き合えるように

なるのかもしれません


河了貂(かりょうてん)も

羌瘣(きょうかい)も

側にいる状態で

信が別の女性と

結婚するというのは



不器用な信には

やっぱり

できない気がするから・・




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8年後の

中華統一の時の

信の側に

河了貂も羌瘣もいないのは


既に第1巻の冒頭で

未来の大人の信が

焼け野原を部下たちと

馬で彷徨うシーンでも

描かれています目




本来なら

敵を滅ぼし尽くしたその時

一番喜びを分かち合いたい

仲間の2人であるのに!?



そう思うと

8年後の中華統一も

感慨深いものがありますね怒


中華統一≠夢実現、

大願成就万々歳!!と

そう単純ではなさそうです涙


いろんな人の

思いを背負って

大将軍になってゆく

未来の信目




愛する人や

大切な仲間との

別れとその悲哀も

たくさん

経験していくことでしょう汗


次回は

信の未来の嫁!?候補として

急浮上してきた

陽(よう)の場合を

考察しますパー






*乙葉らム*




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