【ワシントン=三井誠】米本土では38年ぶりとなる皆既日食が21日、西海岸オレゴン州から東海岸サウスカロライナ州まで14州を横断する。
本土を横断する皆既日食は99年ぶりで、米ワシントン・ポスト紙は「周辺から入り込む車で史上最悪の渋滞になりかねない」と報じている。
皆既日食はオレゴン州で同日午前10時過ぎ(日本時間22日午前2時過ぎ)から始まり、約1時間半をかけて本土を横断する。平日の日中にもかかわらず、皆既日食を見るため100万人以上が車で移動するとみられ、米連邦道路庁は「ここ数年で最大の交通の混乱につながりかねない」と注意喚起している。14州の多くでは渋滞緩和のため21日は道路工事をしない計画だという。州政府などは、空が急激に暗くなる皆既日食の時間帯は路肩に車を止めず、観察する場合は、事前に安全な場所に車を止めるよう要請している。道路上の電光掲示板で「空が暗くなっても、ブレーキを踏まないで」と呼びかける予定だ。
本土を横断する皆既日食は99年ぶりで、米ワシントン・ポスト紙は「周辺から入り込む車で史上最悪の渋滞になりかねない」と報じている。
皆既日食はオレゴン州で同日午前10時過ぎ(日本時間22日午前2時過ぎ)から始まり、約1時間半をかけて本土を横断する。平日の日中にもかかわらず、皆既日食を見るため100万人以上が車で移動するとみられ、米連邦道路庁は「ここ数年で最大の交通の混乱につながりかねない」と注意喚起している。14州の多くでは渋滞緩和のため21日は道路工事をしない計画だという。州政府などは、空が急激に暗くなる皆既日食の時間帯は路肩に車を止めず、観察する場合は、事前に安全な場所に車を止めるよう要請している。道路上の電光掲示板で「空が暗くなっても、ブレーキを踏まないで」と呼びかける予定だ。