男の器量
特にジャンルでは「生き方本」が大学のときから好きでよく買っては読む。
コンビニにしょっちゅう入れ替わり立ち替わり売ってある分野だし、
自分自身も生き方って全然分からないもんやから、
ヒント代わりに食い入るように読む(□。□-) フムフム
でも、生き方本のスタンダードなやつは最近飽きてきた(・_ゞ) ゴシゴシ…
だって、書いてあることがきれいごと過ぎて、
ちっとも実行する気にならない。
前向きに生きようとかね。
そんなね・・・できたら苦労はしないし。
みんな前向きやったら、恐いでしょうよ(この時点で合っていない)。
病気になったときは精神科患者さん向けの本をたくさん読んだ。
これはこれでとても勉強になった。
読んでて、気が重たくなってくるけど、
でも作者の人は本気で書いているわけで、
コンビニに売ってあるような「・・・とかしたら?」みたいなノリではない。
本でも刺激的なものを求めるなすびには、
「里中 李生」って人の本がとても面白い。
よくコンビニとか駅のキヨスクとかの本コーナーに置いてあります。
この人ははっきりいって、クレイジーです。
鬼畜です。
でも、近寄りがたいアブノーマルさではなく、
ちょっといろいろ話をしてみたいアブノーマルさ。
オレは結構共感している。
オレもクレイジーだから、おかしな人間同士おもろいのかも。
今読んでるのは、「男の器量は女でわかる」って本だが。
-
なかにはそう思える人間がおるんや~~って、
文章があって。
少年の頃から、人と同じことをするのが大嫌いだった私は、
もちろん恋愛においても冴えない男たちとは一緒では耐えられない。
私はおかしい、おかしいと言われれば、言われるほど喜びに震える。
俺は人と違うんだな、と胸を張れる。
日本という器量の狭い国に生まれたおかげで、
里中 李生という男が突出することができてうれしい。
私は他の国に生まれていたら、普通の男だったかもしれない。
いやぁ、ここまで言ってしまいますかぁ!?
って感じで、俺もこういう生き方に切り替えないといかんなぁと思うわ。
人と理解しあえる気がしないもんね。
オレの頭がおかしいから、オレが間違っていると思っていたけど、
これはまさにその逆だわ。
人と違うことがうれしいって思えるとだいぶ人生が楽になるかも。
ゴールデンウィーク
やっとゴールデンウィークが終わる。
特に予定もたてず、連夜の当直が終わる。
そして、スタッフが充実している平日が帰って来る。
なんともうれしいことではないか。
でも、休みって予定もたてずむかえると寂しかったりして。
仕事しているほうが調子いいんじゃねぇかと思ったりする。
仕事もプライベートはしっかりわけていこう!
が当初の仕事再開のスローガンであったが、
やはり絶対無理だ・・・_| ̄|○
家にいても、病棟の患者さんの電話はかかってくるし、
この仕事をしている限り、仕事もプライベートは表裏一体だ。
まあでも、
スタッフには苦情とか文句ばっかり言われるが、
患者さんにはありがとうと言われるし、
この仕事も悪くない商売ではないかと思う。
この不況の中でも、ある程度の收入は確保できるしね。
今日はゴールデンウィークのクライマックスの救急当番。
救急は正直苦手なので、とっても緊張している。
ある程度自分でこなせるようになるとスリルがあって楽しいんだろうけど・・・
過去は今という一瞬一瞬の積み重ねの歴史であり、
未来は今という一瞬一瞬が重なってできるものだと思う。
要するに今という一瞬が充実していなければ、過去も未来も充実しない。
今の自分の荒れ狂った気持ちとか、どうしようもない気持ちも、
なんで生きていかないといけなんいんだ!と思うくらい苦しくて、
誰にも共感できないものではあるけど、
切り捨てるものではなくて、受け入れないと自分としては生きていけないな。
少なくとも他人には期待してもいけないし、期待すればするほど悪循環。
自分を愛してくれている人は現世にはおふくろただ一人なのであり、
親父とかおじいちゃんとかおばあちゃんとかはみんな天国にいる。
ほんとに天国があったらよいね。
1ヶ月
新しい土地に引っ越してきてもう1ヶ月。
仕事以外のプライベートは一切なくて、
家でゲームするか、外をサイクリングするかで過ごしている。
まあ、寂しがりやのなすびにとっちゃ、苦痛な日々ではあるが、
変に人と一緒におるともっと苦痛になってしまう今の状況では、
ちょうどいいところなんだろう。
こんな人間が生きていていいのかと思ったりするが、
まあこうやって生きているわけだから、いいんだろう。
最近実感しているのは新しく人間関係を作るのはいかに難しいかってこと。
自分は過去の自分の人生はほろ苦くて、
振り返れば、生きてこなければよかったて思ってしまうから、
今まで出会った友達とかとはもう会うとか連絡をとるとかはもうしないだろう。
だからといって、これから新しい友達を作る気にもならない。
また迷惑をかけて、きっと切り捨てないといけなくなる。
自分で自分をコントロールできないもんね。
マンガとかドラマみたいにこんな自分を変えてくれる運命の人とかに出会えたらよいけど。
現実はそうはいかず、自分で自分を変える以外には手段はなさそう。
でも、変えれないんだよね。
後ろを振り返ることもできず、
前を向くこともできず、
金縛りといった状況なんだろうか。きつい。
ま、誰にも理解できない世界だろうね。
自分は心の異常をもった人間であり、
人と分かち合えることは二度とないのはもう覚悟しなければならないこと。
まだまだ普通の世界にしがみつこうとしている。
生きも死にも
なんで生きていくのってこんなに苦しいんだろう。
生きていく気力もない。
かといって、死ににいく度量もない。
ま、死んでも誰も悲しまないのやろうっていくのが悔しいんやが。
家にいても、どこにいても、病棟からのコールにビクビクし、
2日間に1回の宅直・ネーベンからのコールにビクビクし。
オレは人生の半分はお留守番かい!?
もう今後飲み会は一切断ろう。
自分の家でいつも下向いて、ため息している。
これをしないと次の日が乗り越えられる気がしない。
病気のことを部長にいったけど、どこまで考えてるんだろうか。
使えるだけ使いとって、消えたらさよなら~~って感じ?
オレはできるだけゲージをたまないようにしないとLIMIT BREAK!!しちゃうから、
どうなっても知らないよ~~
いっぱいいっぱいになっても、まわりからは精神科へいけよ。
病める人間がこの仕事をしてよいのかって葛藤もあるなぁ。
だいぶ前セカンドライフについてはやってたけど、
今、この職を失うとニートやしなぁ。
親はいないから、親父の遺産を削りながら、生きていかないといかんのか。
それはそれでかっこ悪いなぁ~~~
孤独・拘束・絶望・悲哀
これに覚悟と準備が加われば、
人間は死後の世界への切符を手に入れるのだろう。
オレは弱っちいから、その切符を手に入れて、親父のことろへはすぐにはいけん。
ほんとにビビりで優柔不断で、
生きていくのはとても大変な弱い人間だなぁ、なすび君は。
救いようがないよ。
歡迎会
どうにかして逃げようと作戦を立てていたが、
知り合いがどうしてもいったほうがよい(;`O´)o とアドバイスをされ、
無理をして、歡迎会にいってきた。
ただ座るだけで、無心に終わろうと思って、
黙々と過ごそうとしたが、人と話すのを避けるのはとても無理な話。
まあ、普通にペコペコ話すわけだが、
意外と人と話さなくてよくなるのは難しくなかった。
それは同じ病棟にルックスがイケメンの研修医がきていて、
自分のまわりの看護婦さんはみんなそっちのほうにいって、
僕のまわりは中堅の先生しかと男しかいなくなったのだ!!
所詮、世の中顔なのか!?
ゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!
と感慨深くも、悲しくもなる光景のだが(その後、婦長さんにどんまいと励まされた)、
人の行動を淡々と見学するのが、一番気楽な自分にとってみれば、
時間を過ごすには最適なので、そんな看護婦さんたちの行動をみていた。
二次会はしっかりといかずに、無事に家に到着。
まあ我ながら、がんばったもんだ。
人とコミュニケーションがとれない時点で哀れな気がするんだけど(笑)
まあ、病気やしね。
でも、患者さんと話すのはつらい部分もあるんだけど、うれしいよ。
必要としてくれるもんね。
病気をもってなかったら、放置なんやろうけど(苦笑)
当直
今度の病院になったのはなすびの負担を減らすべく、
当直が母の入院している病院なるようになったためです。
んで、今日はその初当直。
母のいる病院までなすびの自宅から自転車で5分。
そこに月に3回の当直がやってくるので、
仕事の当直の合間に母にいけるというおまけがついてくるわけだ。
おふくろも引っ越した当初は元気がなくて、
もうここが最後の病院かもと思ったけど、今日みる限りでは顔色がよかった。
ちょっと安心。
おふくろがいなくなると、
もう僕を心の底から必要としてくれる家族はいなくなるわけで、
考えるだけでぞっとする。
でも、病状がちょっと厳しいかな(汗)
まあ波があるにしろ、笑顔をみせれるというのはまだまだ余裕があるってわけだし。
前向きに考えたいところ。
今まで、浪人とかせず、順調に人生歩んでいるから(大きく山あり谷ありだが・・・)
今年はまったりと過ごそうと思っている。
部長にも学会と勉強会にはいかないと言ってるし。
今年は積極的な活動はせずに、普通に人のために働いて、
普通に給料がもらって、普通に遊ぶって暮らしがしたい。
もう医者としてはこけているわけだしね(笑)
なにも資格とか研究とかにまったく興味がわかない。
ただ患者さんをもって尽くすということは、
それだけで十分自分は医者としての役割と果たしていると思うし、
それだけじゃ、医者としてはダメなんかな。
昔は学校の先生したかったら、教育の分野にはすごく興味があるけど、
研究とか資格とか上の地位を目指すとかはまったくだね。
遠足
どこかに出かけたり、飲み会にいくのは遠足みたいなもの
急変しそうな患者さんがいないときは晴れ
はたや重たい患者さんがいるときは雨
もちろん雨天時には室内とかでおとなしく過ごすわけだが、
今日は晴れだった!!( ̄∀ ̄)ノ"
というわけで、KING OF FIGHTERS12 が置いてある店をみつけだし、
遠方へいってきた
バイオハザード5のときも動画とかみて思ったけど、
新作がでたときの感動っていうのは人生で今しかないのよね
特に格闘ゲームなんてものは、
リリースされて時間がたっていくと、うまくなった人たちにボコボコにやられる・・・(/_<。)ビェェン
運よく、闘える人たちも数名いて、いい勝負が結構できた。
半分勝って、半分負けた感じかな。
今までの格闘ゲームの常識をくつがえすシステムでアセったが・・・(^^;)
なにしろ、一番やさしいステージ1でコンピュータが殺しに来る。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
普通はステージ1は人形みたいにコンピュータが立っていて、
ボコボコにできて、気持ちいいんだけど、今回は違う。
かなりうまく慣れた人じゃないと、勝ち抜けない。
つまり、凡人プレイヤーと対戦したほうが勝てるのだ!!
というわけでみんなガンガン割り込んでいた。
次行くときがあったら、もう勝てることはないんやろなぁ。
まあでも楽しかった!!
土曜日
なんだか温かくなってきたね
今日は待ちに待った土曜日。
病棟の仕事をさくさく終わらせて、病院を出た。
実は今週から大好きな格闘ゲームの「KING OF FIGHTERS」の最新作が出ていて、
今か今かとネットでcheckしていて、3年ぶりにリリースされたのだ。
しかし、ネットで稼動する店を検索するもまったくひかからない
2チャンネルの掲示板でもまったく盛り上がっていない!
いつのまにそんなに落ちぶれたタイトルになってしまったのだ~~
とりあえず、近所で一番大きいゲーセンにいったが、なかった。
格闘ゲーム自体がネット対戦の普及の影響で、ゲーセンから姿を消してしまったらしい。
東京にいけば、結構あるみたいなんだけど。
さすがにそこまでわ(笑)
家に帰って、疲れがどっとでて、ずっと寝てた。
やっぱり昼寝は気持ちいい
研修期間が終わり、来週からは当直もスタート。
予定をみると毎日仕事の何かが詰まっている。
体がもつかなぁ・・・
おやつにアップルパイを食べた
子どものころ、親父が勉強会の帰りにいつも買ってくれてきてくれたことを思い出した。
苦手
いつの世もどこの病院でも苦手なものがある。
それはやはり看護婦さん。
苦手といっているわけで、嫌いといっているわけではない。
若手の研修医にとって、それは鬼門であります!!
といっても、それにはいくつかの理由があるんだけどね。
① 数の力
通称「Nの力」
まず、看護婦さんは数がとても多い。
大体、一つの病棟につき、20~30人はおるかな。
しかも、しょっちゅうミーティングをしていて、団結力は抜群。
誰か一人トラブルでも起こそうもんなら、
全体を敵にまわすようなもの。
② 年季
これもまた研修医の人事に不利なところがあると思うんやが。
大体、看護婦さんの異動は基本的にない。
異動するとしても、1年単位はまずない。
むこうは同じ職場におって、道具の配置やシステムなど熟知しており、
新しくきた医者からみれば、もうその時点で不利!!
③ 爆弾
まあ、人間は十人十色といいますが、
10人に1~2人は爆発するキャラがいますね(経験上)。
そのかわりに1~2人は仏のようにやさしい人がいるかな?
早速、新しい職場でもテポドン級の人がいて、
昨日はしこたましごかれてましたね。
「やめて、なすび先生のライフポイントはもうゼロよ!!!」
って、ドラマみたいに誰か助けてくれんかな・・・_| ̄|○
苦手克服というものの、
こればっかりは当分無理そう・・・(ノ_-;)ハア…
今までみたいに看護婦さんとかとの飲みも断る予定。
いろいろ疲れて、病状が悪化するもんなぁ~~
3T
今度の病院の病棟は8・9階。
そして、透析センターは1階ときた。
おまけにエレベーターはこんなに古いんですか!?
といわんばかりに遅い(最悪5分待ち)。
どんだけ~~~
(/TДT)/あうぅ・・・・
コールがなったら、階段ダッシュ。
そして、病棟に戻る。といったことの繰り返し。
最初は動悸・息切れをしていましたが、
だいぶ息は落ち着くようになった(笑)
まあ前向きにいえば、ビリーブーブーキャンプ。
この仕事って、割りにあわないっていつも思うわ。
あんま向いてないのかもしれんね。
もたないときを考えて、セカンドライフを考えなきゃいかん。
何をしようかな~~~
今、医者になりたての初期研修医の子がきているけど、
なすびは「3T」を提唱しています。
T つぶれない
T たおれない
T 飛び出さない
個人的にはよくできてると思うけど(笑)
オレみたいな思いはさせたくないけん。
まずはこの仕事につけたことの喜びを教えてあげたいと思う。
もう我慢我慢ていう精神論はもう要らないんだよ。