また書いちゃいます。
日本芝の低刈りのススメ❗️
昨日、低刈りをしているゴルフ場に行ってきて感じたことをお伝えいたします。とにかく低がりすることで出るメリットが沢山あるので、家庭芝も綺麗にして欲しいので、是非❗️
低く刈ることによって、
①芽数が多くなる。芝が立つことで根元まで光が入りやすい。
②芽数が増加すると、光合成量が上がるため根部が充実する。踏圧に対しても強くなる。カート入れてるコースは低がりに限ります。
③根部や芽数が増加する事で、乾燥害の抵抗性が格段に上がる。これは窒素の与え方にも関係がありますが、窒素を与えると良く伸びます。しかし、刈り込み頻度は増えるし、刈り遅れると小さなストレスが徐々に溜まってしまいます。結果芽数が減ってしまいます。
④面が出るので広く感じます。視覚的な広がりがあります。
どうすれば低く刈ることができるのか？
以前にも書きましたが、緩効性肥料を与えることが重要だと思います。尚且つ、有機肥料がオススメな理由は、土壌に有機物が入ることで土壌微生物が増加し、芝生の干渉力が上がります。『イデコンポ21S』が断然オススメであります。（窒素が少ないので、徒長しないので軸刈りしづらく、ケイ酸の効果で擦り切れにも強くなります。）
①伸びない有機肥料を使用する。
②目的のない更新作業はやらない。
③上手に植物成長調整剤を使用する。
④伸びる前に刈り込みに入る。イデコンポ21Sの様な肥料なら伸びにくいです！この肥料はカリカスもリサイクルできるので、刈りっぱなしでもOKですよ。回収しても化成肥料よりはゴミは少なくなります。
どれ位が低く刈りなのかですが、ゴルフ場では一般的に、フェアウェイやティーグランドは高麗芝は8〜10mm、野芝は10〜13mm、ラフの野芝も最近は低がりしているコースが多くなってきております。30〜40mm（低く刈ることで、日が芝生の中に入り病気が出にくくなるんです。日が入るから光合成して、芽数も増えるのですが）是非一般のご家庭でも15mm位で刈れるように、施肥管理を考え直してみる事で、よそより綺麗なお庭が楽しめると思います。