好ゲーム必至。上位3クラブを追う岡山と仙台の直接対決

今節は年に一度だけシティライトスタジアムがいつもと違うカラーに染まる一戦。先着15,000名にプレゼントされる今年のオリジナルユニフォームシャツは『晴れの国スカイブルー』で、例年多くの観客がスタジアムに足を運ぶ企画は今年も好評。チケットの売れ行きも良く、いつもとは違った光景が広がるCスタを楽しめる試合になる。

今節を迎える両チームの状況を踏まえても、好ゲームになることは必至だ。

5位・岡山は前節、アウェイでの清水戦を落とした。上位3チームとの勝点差が9以上に開く結果となっただけにショックも大きかった中、立ち上がっていく姿を見せていきたい。

木山 隆之監督は「(J1自動昇格は)そんなに簡単な状況ではなくなったけど、だからといって何かをあきらめるような状況じゃない。長崎と横浜FCとは直接対決も残っているし、自分たちが目の前の試合に全力を尽くしていけば何が起こるか分からない。いまの状況を悲観せずに目の前の試合を全力でやり続ける」と言って今節の準備に取りかかっている。

4位・仙台は3試合引き分けが続いていた中で、前節・栃木戦を勝ち切った。後半は苦しい展開を強いられたが、森山 佳郎監督が「苦しかったですが、この苦しいのを耐えるのは持ち味でもあるので、そういう意味では45分間よく頑張って耐えてくれたなというところです」と振り返っているように、仙台らしく戦ってつかんだ勝利だった。今節もみんなでタフに戦い抜いて勢いに乗っていきたいところだ。

上の3チームを追いかけていきたい岡山と仙台にとって、今節のドロー決着は痛み分けとなる。お互いが最後まで勝利を目指す熱いゲームになることは間違いない。