(2010/9/2、Publickey)
グーグルやマイクロソフトによると、「統計分析」こそ次の10年でもっとも魅力的な職業になるのだそうです
ニューヨークタイムスの8月5日付けの記事「For Today’s Graduate, Just One Word: Statistics」(卒業生へ、ただひと言。「統計」だ)で、グーグルのチーフエコノミスト Hal Varian氏の次のような言葉が引用されています。
“I keep saying that the sexy job in the next 10 years will be statisticians,” said Hal Varian, chief economist at Google. “And I’m not kidding.”
「いつも言っていることだけれど、これからの10年で魅力的な職業は統計分析になるでしょう」と、グーグルのチーフエコノミスト Hal Varian氏。「大まじめですよ」
将来の有望な職業は今の時代にないものが多いだろうという意見がありますが、今回の記事は、次の10年で最も魅力的な職業として、「統計分析」を挙げています。
これまでデータ化されてこなかったことがデータ化されることになりました。
これからは、それらの大量のデータを分析し、どのようにビジネスに活かすのかというのが大事になってくるだろうというのが、この意見のポイントだと思います。
データをまとめることは将来的には自動化(将来的にとかきましたが、すでに自動化されていそうです。)され、あとはそのデータをどう切り取るかが大事なスキルとなり、そしてそれをどうビジネスの種とするのかが人間ができることなのではないのでしょうか。
人間だからできることを追求していくことがこれから未来の職業となっていくような感じがします。