所属選手にスポットをあて、そのときどきで抱く思いや考えをリアルにお見せしていく「Close-up 2018」。
引き続き、今シーズンKINAN Cycling Teamに加入した選手の声をお伝えします。
第2回は、新城雄大選手。
国内外で数々実績を積み、今シーズンからエリートカテゴリーでのレース活動を送ります。
新城選手のチームデビューが待たれるところ、チームビルディングキャンプ期間中の2017年12月20日に行ったインタビューをお届けします。
「KINAN Cycling Team Media Day」ステージで意気込みを語った新城雄大
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■チームに合流してみての印象はいかがですか?
外国人選手が多数所属する国際色豊かなチームで走るのは初めてで、コミュニケーションの部分でどうなるか気になっていたのですが、みんなとてもフレンドリーで話しやすいですね。
日本人選手も、楽しさという面を持ちながらレース活動に取り組もうという姿が見受けられて、馴染みやすい雰囲気があります。
■昨年はシーズン途中で所属チームが変わる(EQADS→ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)経験をしましたが、次なるチームとしてKINAN Cycling Teamを選ぶ形になりました。その決め手となったのはどのあたりだったのか教えてください
EQADSに入った2016年以来、ヨーロッパを拠点に走ってきました。
この先も海外のレースをメインに走りたいと考えていて、そうした中で自分にとって最もよい環境だと思えたのがKINAN Cycling Teamを選ぶ決め手になりました。
■今後は国内外あらゆるレースを走ることになるので、活躍の場もより増えていくと思います。今シーズン、どのレースをターゲットに据えることになりそうですか?
まず挙げられるのが、6月に開催される全日本選手権ですね。
ただ、チームがどういったレースプログラムを組むのかなど、実際に走ってみて得られる感覚などもあると思うので、メンバー入りするレースに関してはすべてベストコンディションでスタートラインにつくイメージで準備はしておきたいです。
■出身地・沖縄県といえば、ツール・ド・おきなわ(11月11日、UCIアジアツアー1.2)がありますね
例年シーズン最終戦に位置付けられていますし、何より出身地のレースですので、地元選手として優勝するのが夢でもあります。
いつか、と言わず、今年それを狙っていけるように調整したいですね。
■晴れてKINANジャージに身を包むことになりました。多くの注目が集まることになりますが、どんな走りを見てほしいか、ぜひアピールをお願いします
出場するすべてのレースでしっかりとコンディションを合わせて、得意とする逃げの展開やサバイバルレースの流れに自ら持ち込めるよう、積極的に走っていきたいと思います。
2018年シーズンの応援どうぞよろしくお願いします!
新城 雄大/Yudai ARASHIRO
身長・体重/176.5cm・65.5kg
誕生日/1995年7月3日
出身地/沖縄県
脚質/パンチャー、ルーラー
主な実績/2015年 JBCF アンダー23年間総合ポイント賞(ピュアホワイトジャージ)
2017年 全日本選手権ロードレース アンダー23個人タイムトライアル 優勝
2017年 ツール・ド・グアドループ 第5ステージ2位
2017年 ボルタ・シクリスタ・バレンシア 第1ステージ優勝
ブログ/http://blog.livedoor.jp/cyaridesu703/
Interview, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
Photos: KINAN Cycling Team
次回チーム活動
1月6, 7日 Tokushimaサイクルフェスタ(徳島県鳴門市)ゲスト出演