サイクルロードレースの日本一を決める、全日本自転車競技選手権大会ロード・レースが6月23日に開幕しました。
今年の開催地は青森県階上町です。
競技初日は、年代別やパラサイクリングの個人タイムトライアルが実施されました。
KINAN Cycling Teamからは、椿大志選手が出場しましたので、写真と合わせて走りをレポートいたします。
以下のレポート、写真につきましては、チームが配信するメディアリリースと同じ内容となります。
---
全日本自転車競技選手権ロード・レースが開幕
男子エリート個人タイムトライアルで椿大志が15位
23rd June 2017
●全日本自転車競技選手権ロード・レース
男子エリート個人タイムトライアル 39km
●出場選手
2017年のサイクルロードレース日本一を決める、全日本自転車競技選手権大会ロード・レースが6月23日に開幕。
競技初日のKINAN Cycling Teamは、椿大志が男子エリート個人タイムトライアルに出場。
トップから3分14秒38差の15位となった。
今回の開催地は青森県階上町。
これまで、学生レースの舞台として使われてきた会場・コースでの全日本選手権が実現。
日本チャンピオンを賭けた戦いが3日間に渡って行われる。
競技初日の23日は、年代別の個人タイムトライアルとパラサイクリングを実施。
この日の最終種目である男子エリートには、椿が臨んだ。
個人タイムトライアル種目は、1周13kmのコースを使用。
男子エリートは3周回で競われた。
周回前半は下り基調、後半に入ると発着地点に向かって徐々に上ってゆくレイアウト。
椿の出走は第2ウェーブ、全29選手中25番目のスタート。
すでに多数の選手がスタートしており、それまでに計測されたタイムを目安としつつも、その後にコースへと出る有力選手たちとのタイム差も押さえつつレースを進めたいところ。
ウォーミングアップ中の椿大志
満を持してスタートを切った椿は、ペースを大きく落とすことなく距離を進めていくが、中間計測では13~15番手を行き来する状態。
さらにスピードを上げて順位アップを狙うが、52分54秒14でフィニッシュ。
残る選手も次々とフィニッシュし、最終的に椿はトップから3分14秒38差の15位だった。
椿大志の1周回目の走り
椿大志のフィニッシュ
かつてはアンダー23部門でこの種目を制し、昨年もエリートで6位と、個人タイムトライアルで結果を残してきた椿だったが、今回は不本意な結果に終わり悔しさをにじませた。
一方で、2日後に控える男子エリートロードレースに向けた収穫も手にし、前向きな姿勢を見せている。
大会2日目の24日は、午前中に男子アンダー23(23歳未満、1995~1998年生まれ)ロードレースが行われる。
KINAN Cycling Teamからは中西健児が出走。1周14kmを10周回する140kmの戦いに挑む。
全日本自転車競技選手権ロード・レース 男子エリート個人タイムトライアル(39km)結果
1 西薗良太(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 49分39秒76
2 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) +15秒28
3 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +16秒65
4 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +21秒85
5 小林海(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +1分2秒25
6 渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム) +1分19秒93
15 椿大志(KINAN Cycling Team) +3分14秒38
●選手コメント
・椿大志
「走り出しと1周回目途中とでイメージがまったく違っていて、それからはペースを上げるというよりは維持することで精いっぱいになってしまった。勝負できるレベルではなかった。
ツアー・オブ・ジャパンで調子が落ちてしまい、それからの休養と調整でこの大会に合わせてくるつもりでいたが、実際は思い通りにいかなかった面もある。
ただ、タイムトライアルを走った後はいつも調子が上がる。脚に刺激が入ったことは間違いないので、2日後のロードレースで思い切りやるしかない」
スタートを待つ椿大志
【Gallery】
しっかり汗を流して調子を整える
プロキダイさま「HEART RATE SENSOR PAD AIR」を装着
適切なポジションにゼッケンを装着
スタート直前の椿大志
いよいよコースへと飛び出す
コース脇には緑があふれる
メディアリリースのダウンロード
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU