日本国内最大のシリーズ戦「Jプロツアー」が3月18日のJBCF 宇都宮クリテリウムで開幕します。

KINAN Cycling Teamも出場を控え、準備が大詰めを迎えています。

 

さて、そんな折ではありますが、選手・スタッフにスポットを当てる「Close-up」を再開いたします。

これからしばらくは、2016年シーズンからの継続選手の声をお届けしていきたいと思います。

 

今回は、野中竜馬選手。

2015年のKINAN Cycling Team発足時から所属し、チームの牽引役でもあります。

そんな野中選手に、今年に賭ける意気込みをうかがいました。

 

インタビューは、KINAN AACA CUP第3戦が開催された3月11日に行いました。

 

KINAN AACA CUP第1戦を走る野中竜馬(1月28日)

 

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■2016年シーズンを振り返って、どのような1年でしたか?

 

KINAN Cycling Teamの選手として最初の年であった2015年シーズンは自己の成長を感じられた1年だったので、チーム2年目だった昨年はもうワンランク上を目指して春先にしっかりとトレーニングを積んだつもりでした。

6月に行われたツール・ド・熊野に調子のピークが来るように、と考えていたのですが、思うようにはいかず、1年を通して見ても一昨年の方が安定して結果が出せていたので、そういう意味で2016年はあまりよいシーズンではありませんでした。

 

 

■よいシーズンとは言えなかったという昨シーズンを受けて、どのようなテーマをもって一冬を越したのでしょうか?

 

昨年のシーズンイン前に行っていたトレーニングが、ベースができていないにもかかわらず高強度の内容をメインに取り組んでいたという反省点があります。

 

その結果、シーズン前半で一気に調子が上がった一方で、徐々に踏めなくなってきてしまい、シーズン中盤で苦しい時期を迎えてしまいました。

 

その経験を踏まえて、この冬は高強度は少なめにして、ベースづくりを重視しました。

 

 

■メンバーが増えて、チーム内競争がすでに激しくなりつつあります。その中でチャンスをどのようにしてつかんでいこうとお考えですか?

 

昨シーズンからすでにそのようなシチュエーションはありましたが、今年に入ってより一層レギュラー争いが厳しくなっていますね。

 

昨年のままの自分ではレースにすら出られない、それくらいの気持ちでいるので、まずは一昨年よりも走れる状態に仕上げることを頭に置きつつ、集中してトレーニングを行っています。

 

 

■シーズンを迎えるにあたり、新たなに取り組んでいることはありますか?

 

このところはウエイトトレーニングを重点的に行っています。

 

それと、食事にも気を配っています。

例えば食べる量を減らすとか、不必要に我慢するといった方法ではなく、質の高いものを摂取するよう心がけています。

太ってもよいから高たんぱくのものを摂る、といった感じですね。

脂質も必要な分は摂りつつ、無駄なものは省くようにしています。

 

結果として、1月以降の体重変化はそう大きくはないのですが、明らかに筋肉が増えて、脂肪が減ってきている実感があります。

トレーニングはもちろんですが、食事による効果も大きいと思います。

 

 

■2017年シーズンのターゲットはどのレースになりますか?

 

やはりチームの最大目標でもあるツール・ド・熊野(6月1~4日、UCIアジアツアー2.2)になりますね。

6月に調子のピークを持っていくとなると、全日本選手権ロードレース(6月23~25日)にもよいコンディションで臨めることを意味しているので、その時期に力を発揮できるよう、いまこそしっかりとトレーニングを積んでおこうと思って取り組んでいます。

 

 

 

野中 竜馬/Ryoma NONAKA
身長・体重/179cm・67kg
誕生日/1989年7月22日
出身地/広島県
脚質/ルーラー
主な実績/2015年 KINAN AACA CUP 4勝
2015年 全日本実業団 3位
2016年 JBCF 群馬CSCロードレース Day-1 4位
2016年 京都美山ロードレース 3位
2016年 全日本自転車競技選手権ロード・レース 男子エリートロード 7位
2016年 JBCF 石川サイクルロードレース 10位
2016年 シマノ鈴鹿国際ロードレース 9位
2016年 JBCF おおいたサイクルロードレース 7位
2016年 KINAN AACA カップ 3勝
ブログ/http://blog.goo.ne.jp/ryomanonaka

 

 

次回チーム活動
3月18日 JBCF 宇都宮クリテリウム(Jプロツアー第1戦)
 
 
Interview, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
Photos: KINAN Cycling Team