厚労大臣に実名で 「保育園落ちた、こんなに大勢集まりましたよ」
http://tanakaryusaku.jp/2016/03/00013170
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署名提出。母親(中央)は塩崎厚労相に不信の目を向けていた。=9日、国会院内 撮影:筆者=
我が子を認可保育園に入園させることができなかった母親たちの代表がきょう、国会内で塩崎恭久厚労相と面会し、2万7,682筆の署名を添えて待機児童問題の改善を求めた。
署名は実名だ。
「保育園落ちた 日本死ね」・・・
我が子が待機児童となった母親の匿名ブログを、山尾志桜里議員(民主)が衆院予算委員会(2月29日)で紹介したところ、与党議員からヤジが飛んだ。
「出典はどこだ?」
「誰が書いたんだよ?」
安倍首相に至っては「匿名のものなので実際のものかどうか、確かめようがない」と相手にしなかった。
首相や与党議員に対する母親たちの怒りは、国会前でのスタンディングとなり、さらにはネット上に実名を出しての抗議となった。
きょう開かれた衆院厚労委員会で山尾議員は、筆者を実名としたうえで母親たちのメッセージを読みあげた。
山尾議員の声が目の前に座る塩崎厚労相の耳に突き刺さるように響いた。
「さあ、こんなに集まりましたよ。こんなに大勢集まりましたよ。それでも(待機児童)対策は後回しですか?」
「実態を知らない安倍さん。海外に取り残された母子を救うと叫んでいたが、日本に住む母子を救うことにもっと真剣であってほしい」
集まった実名入り署名。「働いて納税しようという私たちがなぜこんな罰ゲームを受けなければならないのか?」。メッセージは政治への怒りと不信に溢れている。
もともと「子育て支援」は「軽減税率」導入の際、安倍政権が国民に約束したものだった。
だが、財源はまったく確保されていない。
山尾議員によれば「安倍首相は『軽減税率(の財源)1兆円は3月までに見つけます』と約束し、子育ての財源は見つかっていない」というありさまだ。
子育てに右も左もない。
保守層をも巻き込んでいる。
「扱いを誤ると政権には大打撃となる」。
官邸と親密な関係にあるメディアの政治部記者がわざわざ田中に耳打ちした。
塩崎厚労相が母親たちと面会せざるを得なくなった事情がここにある。
署名を受け取った塩崎大臣は「女性の活躍、子育て支援は安倍内閣の最優先課題」と うそぶいた うえで「しかと研究します」とかわした。
1才2ヵ月の子供を抱える渋谷区の母親は塩崎氏に「いつかやるではなく、いつまでにやるを明確にしてほしい」と注文をつけた。
5か月の子供を持つ中央区の母親は面会の後、感想を漏らした。
「(待機児童問題を)政治の取引に使わないでほしい。私たちが署名を渡した時の塩崎大臣の不敵な笑みを見ると、どうかなあ?」。
母親は今月末で育休が切れる。復職できなければ退職に追い込まれる。かといって入れる無認可保育園は月30万円もの保育料を払わなければならない。右は山尾議員。=9日、衆院会館 撮影:筆者=
~終わり~
【驕れる安倍自民党「密室大暴言」を一挙暴露(2)なぜ不用意な発言が飛び出すのか?】
「特に目に余るのが、安倍チルドレンを中心とする若手議員や、安倍さんに強い共感を抱く一部の中堅議員。
実際、彼らが密室に3人も集まれば、国民や野党をコケにしているとしか思えない大暴言大会になる、と聞いている。
今後また、こうした暴言の一端が公の場面で飛び出すのではないかと、私は心配だ‥‥」
このベテラン議員によれば、彼らが個室などを貸し切って開く夜の酒席などでは、次のような会話が展開されることも決して珍しくはないというのだ。
若手A
安保関連法案の強行採決の時もそうだったけど、何をやっても安倍さんの支持率はビクともしないねぇ。
さすがだよ。
若手B
落ちっこない。
安倍さんがひと言、「次の春闘でも賃上げを」とでも言えば、世論なんておもしろいようにコロッと変わる。
国民なんてちょろいもんだ。
若手A
ちょろい、ちょろい。
国民のレベルもその程度ということだよな。
中堅C
今、安倍さんが解散を打っても、自民党は圧勝するんじゃないか。
維新との合流問題で揉めている民主党はアホだし。
若手B
民主党なんて、ほっといてもなくなる。
消滅は時間の問題だよ。
「日本死ね→書いたの誰だ?→ #保育園落ちたの私だ → 国会前スタンディング」絶望の不思議な連鎖
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sakaiosamu/20160307-00055111/
http://
独立党主催 2月16日リチャード・コシミズ大阪講演会 テーマ:「日本人のための日本を!普通に生きていける国を!」 あらゆる格差の根本には、ユダヤ権力による経済略奪がある―。マスコミが絶対に報じないこの構造を解説し、未来を切り開く方法を提言。