忌引きのあとの初仕事② 再び無力感 | 『 自死の明日 』~夫を亡くして、どう生きていったらいいのか探している自死遺族のブログ

『 自死の明日 』~夫を亡くして、どう生きていったらいいのか探している自死遺族のブログ

2016年6月に夫が自死。
私たちは高校の同級生でした。
深い悲しみと自責の思いは消えることはありません。
いまは何とか生きてるだけの日々です。
混沌としたいろいろな思いの中から少しずつ書くことで
どう生きていくのか探して行ければと思います。

 

 


仕事では患者さんのしんどい検査のときに、声をかけたり肩をさすったり手を握ったりして、気分を落ち着かせて励まします


「肩トントンしてくれて、ありがとう。落ち着いたわ」
「不安やったけど楽やったありがとう」


この日もそう言われました
この手、私の手は彼を救うことはできなかったのに…
何の役にも立たなかった
ドラマみたいに、じっと手を見つめてしまいました



何もできなかったこの手
一番大切なひとを励ますことができなかった、この手



この無力感は
今も仕事中にやってきます
たまらない自責の思いに襲われます


この先、この仕事を続ける限り、襲われるのかもしれません
それとも薄れていくのでしょうか



喪中はがきを出したあと、ざわざわしているのですが、先ほど、大学の恩師と電話で話しました
看護の基礎を教わった先生です


昨日はがきを見てびっくりしたんだけど、手紙を書くよりも話したほうがいいと思ってと。
相変わらずお元気な声で、たくさんの卒業生のなかで私を覚えて気にして下さってたことも、とても私のことを心配して下さったことも有り難くて、話しながら涙が出ました

御年83歳、来月はまた海外旅行に行くから、1月に会おうよ、松ノ内過ぎたら電話ちょうだい!と。
元気よく勢いある口調は当時のまま

暖かくなったら、と言ったら、何言ってるの、寒いときがいいのよ、寒いときは落ち込むから。必ずね、約束ね。


「ご主人はきっと最後まであなたのために頑張ったのよ」

と言われました

また泣きました

無力感とか、吹き飛びました

やっぱりすごいです

先生、ありがとうございます











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