ボンジュ~ル珍道中2014 目次 | 不思議戦隊★キンザザ

ボンジュ~ル珍道中2014 目次

マダムの人生で、やっと2度目のパリ旅行。ボン珍仲間はいつものnecoちゃん、それにnecoちゃんのお姉さまが加わって3名になりました。あ、お姉さまといってもマダムの方が年上よ。ボン珍仲間ではマダムが一年増なの!自慢じゃないけど!!
2度目になると、なんとなく勝手も分かってるし、前回よりフランス語会話力も上がっているはず・・・。
さて、妙齢アジア女3名の珍道中は如何に!?


ボンジュ~ル珍道中2014 始動

1月上旬のパリ旅行を決めたのは夏の終わりである。早め早めに行動したおかげで、飛行機やTGVのチケット、宿泊先など全て希望通りに予約することができた。ま、予約などは全部necoちゃんが取ってくれたので、マダムはなんにもしなかったけど。




ボン珍2014 TGVで向かった先は

パリに到着後、すぐにTGV(フランス新幹線)で地方へ。前日の夜中に羽田を発って、シャルル・ドゴール空港に早朝着。パリ市内に移動し、午前中の間にTGVで移動というのは、思っている以上に体力を消耗するものなんだな・・・。
ボン珍ファミリーの今回の地方遠征はディジョン。マイユマスタードの本拠地ですね。目抜き通りには土産屋が立ち並び、宮殿美術館に辿り着いたとき、マダムの両手は土産物でふさがっておりました。マダム、いきなりエンジン全開し過ぎ。




ボン珍2014 ディジョンの宮殿美術館

ブルゴーニュ公の宮殿内にある美術館。宗教画、祭壇、キリスト像、マリア像などの中世の遺品がいっぱい。ロマン派や印象派、モダン・アートも揃っている。が、それらは天井裏の狭い部屋に押し込められているのであった。




ボン珍2014 フクロウを追って(前篇)
ディジョンのシンボル、フクロウのプレートでディジョン観光地巡り。詳細はブログに書いたが、実に合理的なツアーであった。もちろん土産を買うのも忘れない。




ボン珍2014 フクロウを追って(後篇)、そしてパリへ

ランチを挟み午後も続くフクロウ観光。あまりに真面目に観光したため、予定していた博物館に行けなくなる。
夕方のTGVでパリに戻り、宿泊するアパルトマンでnecoちゃんのお姉さんと落ち合う。近所のモノプリで夕食を調達。




ボン珍2014 手紙と直筆博物館(ブルボン王朝と革命)

今回の旅行で一番楽しみにしていた博物館。ありとあらゆる書簡と手紙が勢揃い。歴史上人物の書簡を、年代を追って紹介。フランス革命関連人物像は、いまさらマダムがハマっている漫画「ナポレオン」から抜粋。マダムの好きなカミーユ・デムーランの書類は見当たらず。残念。サン・ジュストの書簡も見当たらず。残念!!もしかして見落としたのかな?




ボン珍2014 書簡と手紙博物館(帝政から第二次大戦)

匂いフェチのナポレオンからパリ解放の英雄ドゴールまで、主に軍人を紹介。って別に軍人好きなワケではないが、軍服は好き。
内容の説明は、フランス語で書かれた紹介文をマダムが勝手に訳したものなので、100%信じないでください。信じても特に支障はないと思うけど。




ボン珍2014 書簡と手紙博物館(やっと最後)

科学者、作曲家、作家、画家、その他の書簡類。イラストもあるよ。

マダムは日本でも作家などの生原稿を見るのが好きなので、この博物館は超面白かった!




ボン珍2014 右岸散歩

友達のヴァンちゃんと右岸を散歩。マレ地区からバスティーユ、サン・マルタン運河の端っこまで。
夜は10区のビストロで肉肉しい夕食。




ボン珍2014 燃えるアンヴァリッド

朝っぱらからテンションの高いマダム。なぜなら大砲とか大砲とか大砲とかが並んでいるからだ!!といっても特に大砲が好きなワケではないが、でも嫌いでもない。




ボン珍2014 燃えて軍事博物館 世界大戦フロア

アンヴァリッドに併設されている軍事博物館。年代物のキャノン砲やガトリング砲が!!爆弾や手榴弾が!移動電話が!総統の演説が!自由フランスの演説が!ボール(ガンダム)のような銃座が!エンタープライズが!!「漫画」のポスターが・・・




ボン珍2014 軍事博物館 中世フロアで燃え尽きる

始めての冒険は、ぬののふくとひのきのぼうから始まったっけ。森や洞窟を駆けまわりながらモンスターを倒したっけ(ゲームで)。

そんなドラクエ世界を彷彿とさせる中世の鎧兜、ソードやボウガン、スピアや斧がよりどりみどり!




ボン珍2014 午後のパリ時間

アンヴァリッドで燃え尽きたボン珍ファミリー、午後は右岸でまったりショッピング。ラファイエット、プランタンの2大グランドマガザンで中国人の多さに辟易する。




ボン珍2014 大型ショッピングセンターで理性を失くす

パリ郊外のショッピングセンターまで出張るボン珍ファミリー。広い店内で狂喜乱舞!商品の豊富さに卒倒寸前!




ボン珍2014 夕暮れのエッフェル塔

シャンパンフラッシュに喜ぶ。セカンドフロアからパリの夜景をしばし楽しむ。その後オペラ界隈まで移動し、necoちゃんがバイトしていたお店で大満足の夕食。



ボン珍2014 Au revoir! Paris!

最終日。悔いを残さないよう、ショッピングに駆けずり回るボン珍ファミリー。アパルトマン近くのバスク料理屋でランチ。
午後もショッピングの続きと荷物の整理。名残惜しいが、夕方のエアフランスバスで空港へ。




以上である。マダムにとっては人生で2度目のフランス旅行、今回も前回と同じくらい濃いものであった。
こうやって振り返ってみると、「もっとこうすれば良かった」「あの時、ああすれば良かった」と小さな悔いが残っているが、じゃあ次回そうすりゃいいじゃん!!とポジティブに変換し、次回の旅行への糧としたい。
どんな悔いかというと、もっとチョコレート買っときゃ良かったとか、やっぱステーキ喰っときゃ良かったとか、オニオングラタンスープを食べたかったとか、まあ、全体的に喰いもん関係だ。



最後に、パリ歩きに不可欠な地図と、マダムが参考にしたガイドブックを紹介して終わりにしよう。
まず地図である。前回の旅行時にnecoちゃんに勧められて購入したこちらの地図。




日本のガイドブックに付随している地図は、本気で街歩きしようと思ったら全く役に立たない。なぜなら主要な通りしか記されてなかったり、通り名が略されたりしているからだ。その点、このPARIS PRATIQUEは、どんなに小さな通りでもちゃんと名前が記されているので絶対に迷わない。パリ歩きには必須。


マダムは料理本やグルメガイドを眺めるのが好きだが、今回の旅行の参考に購入したのがこちら。




掲載されている店には行かなかったが、紙質と写真のレベルが高いので目の保養として有効。


そして大好きなガイドブック2冊!





ガイドブックというより、パリの歴史コラムに近いが、どちらも読み物として面白い。特に美術館ガイドは美術館に特化されているので断然詳しく、且つ写真が美しい。マニアックなミュゼを紹介しているので、ものすごく参考になる。


ついでにこちらも紹介。



サザエさんの作者、長谷川町子さんの姪御さんであり、ワカメちゃんのモデルとなった長谷川たかこさんのコラム集。

長谷川さんは20代でフランスへ渡り、現地の男性と結婚し、フランスで生活されている。えー、あのワカメちゃんがフランスに?と最初は不思議に思ったが、読んでみるとフランスの政界ゴシップや時事、日常生活などがスパイスの利いたエスプリで綴られており、現代の等身大のパリを感じる内容である。


続いてマダムが参考にしているサイトも紹介。


フランスツーリズム情報局
前回も紹介したが、常に新しい情報が上書きされるので、フランスへ旅行するひとには必読!


Maison des Musees du Monde
フランスの美術館・博物館を紹介しているサイト。上記で紹介した美術館ガイドは、このサイト内のコラム
「マダム・ド・モンタランベールのミュゼ訪問」を書籍にまとめたものである。


空の旅社

フランス専門の旅行会社。ロクシタン・スパの予約、パリ歩きのサポート、パリの花屋でフラワーアレンジメントなど、ニッチなオプションが豊富。オリジナルオプションには日本語サポート付きなので心強い。パリ発最新情報レポートもマニアックで面白い。


これからパリへ旅立つ人へ、参考にしていただければ幸いである。