マクレーランドが製造していた頃のAshtonブランドのひとつである。

現在は復刻版としてマクレーランド・ブランドで流通している。
製造は2004年。

11年眠っていたタバコ。
シリアン・ラタキア、トルコ葉、黒く熟成したキャベンディッシュ、カロライナ葉、そしてレッド・ヴァージニアという複雑な葉組。
そして、「English Mixture」と明記されている。
「English Mixture」にキャベンディッシュ...これは私には経験の無いような?
開缶!


暗めの色味ながらコントラストがはっきりとした顔立ち。
比較的均一の大きさにカットされた葉で、喫いやすそう。
レッド・ヴァージニアがミックスされているとあって、所謂マクレの熟成香を期待したのであるが、ラタキアの香りが強く、アノ熟成香は感じられない。
喫ってみればしっかりとしたラタキア感に被さってくる舌にトロリとした甘さが良い。

ジュンとくる旨みも強く、久しぶりにラタキア物で唾が沸くタバコを楽しめた。
この時代のAshtonはなかなか入手が難しくなっていると思うけれども、機会があれば是非喫ってみて欲しいと思う。
復刻版はまだ喫ってはいないけれども、喫い比べてみたいと思う。

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