McClleland CHRISTMAS CHEER 2014
日本国内での流通も始まった。
これは国内発売前に米国より取り寄せたもの。

1992年に発売が開始され、1993年は発売されなかったが、1994年からは毎年秋口になると発売されている、マクレーランドの「年度タバコ」である。
「年度限定」というと、着香モノが多いのであるが、このクリスマス・チアーは良質のヴァージニア葉を熟成させ、着香なくタバコそのもののウマさを提供している逸品であろう。
そしてその年その年で、深み、甘さ、香り立ちが異なるので、「今年はどうかな?」と毎年楽しみにされている大煙突の方々も少なくあるまい。
して今年のクリスマス・チアー

缶を開ければ、お久しぶりの小さなフレイクの欠片。
マクレ独特の熟成香は比較的マイルド、アーシーさも仄かにあって煙欲をそそる。
今年の一服目は大ぶりのパイプでたっぷり楽しむことにした。

随分と前の記事で全部の年のクリスマス・チアーを手に入れた事を書いたけれども、実際に喫ったことのあるモノは1999、2000、2002、2005、2007、2008、2010、2011、2012、2013である。
2005、2011、2013はコッテリ系でコクの深い、甘みの際立った味わいで素晴らしい出来で、ワタクシ的に最も好みの部類であった。
一方で、2000、2002、2008、2010、2012は若さを少し残した、アッサリとした味わいで、軽やかに甘く、これはこれで良かったと記憶している。
さて、2014。
どちらかと言えばアッサリ系の部類に入ると思う。
若さもあってフルーティーな部分を残しつつ、煙の香ばしさ、甘さも心地よく、2012を少しコッテリ系に振った的な良タバコと思ったのである。

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