昨年末、区民の方と「選択的夫婦別姓制度」について意見交換しました。

 

現在の民法のもとでは、結婚すると全ての夫婦は必ず同じ姓(氏)を名乗らなければなりません。すなわち、結婚と同時に夫婦のどちらかが改姓(改氏)するわけなのですが、皆さんの中には、この改姓によって生じる不便や不利益をお感じになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

例えば、私の場合は、結婚による栄養士免許証書の氏名書換え申請手続き。そして離婚後は、婚姻前の旧姓に戻す復氏を選択したため、再度、証書書換え申請手続きを。それだけでは済みません。運転免許証、パスポート、保険などなど‥。

 

このような労力や時間を考えると、離婚後に結婚していた時の姓を名乗ることのできる「婚氏続称制度」があるのならば、現在の制度に加えて、結婚後にそれぞれの結婚前の姓を名乗ることのできる選択肢があっても良いのではないか、と思うわけなのです。

 

それが、「選択的夫婦別姓制度」です。
 

この問題、手続き・コスト面に留まらず、仕事面、人権面、一人っ子同士の結婚にも影響し、実際、事実婚を選択された方もいらっしゃいます。

 

そこで、国民の意向は?数値から現在の状況を見てみましょう。昨年2月、内閣府が「家族の法制に関する世論調査」結果を公表したのですが、選択的夫婦別姓制度の導入に向けた法改正に賛成と容認が66.9%に達し、反対の29.3%を大きく上回りました。

 

さらに、海外は?夫婦同姓を強制する国は、世界で日本だけ!?です。これは大変ショッキングなことです。

 

政府は、国民の意向、世界の動向を重く受け止め、選択的夫婦別姓制度の実現に向けた制度設計を早急に進めるべきです。

 

 

【補足】

夫婦同氏制を採用している国について

以下、第196回国会 衆議院法務委員会 第2号(平成30年3月20日)会議録から抜粋。

 

小野瀬政府参考人

法務省が把握している限りでは、現在、婚姻後に夫婦のいずれかの氏を選択しなければならない夫婦同氏制を採用している国は、我が国以外にはございません。https://bit.ly/2SFpv9U

 

🌲木村ようこのtwitter

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