続きまして、



○シルバー人材センターについての質問です。


シルバー人材センターとは・・・
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地域毎に1つずつ設置されている高年齢者の自主的な団体で、
臨時的・短期的または軽易な業務を、請負・委任の形式で行う公益法人である。
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とのことですが、


枚方市の場合、市で運営している駐輪場の管理や、
庭木の剪定などの軽作業を受託しております。

60歳以上の方が登録されているので、
高齢化していくことで、登録の対象は増えるはずなのですが、
会員数が減っています。

この理由としては、
シルバー人材センターに登録しても特に仕事が来ないことや、
ほかにもシルバーに登録をせず、
シニアの方々がやることを見つけていることが考えられます。

そう考えると、
シルバーって必要性があるのでしょうか?

という観点での質問です。

環境、社会構造が変わっているのであれば、
シルバーも変わっていかなければなりません。




【質問】
予算説明書の191ページにおきまして、枚方市シルバー人材センターに対し、補助金1246万6千円が交付されるということになっていますが、まず、シルバー人材センターの会員の登録数は事務事業実績測定によると、平成24年は3060人、平成25年度には2,719人、26年度には2,620人で、昨今は減少傾向にあります。
高齢者人口が増えている中で会員数が減っているのはなぜなのか、その理由をどのように考えているのかをお聞きします。

【答弁】
高齢者人口は増えていますが、60歳を超えても現役で働き続けられる方が増えるなど、以前に比べて、社会の中で高齢者の就業体制が整ってきていること、また、高齢者の方々の就業や社会参画に対するニーズが多様化していることがあると思われます。

【質問】
社会状況の変化により、高齢者が就業に対して求めるニーズが多様化しているという状況があることはわかりました。そうなると、存在価値に少し疑問を持ちます。存続していくのであれば、しっかりシルバー自身の方で、市からの委託だけを頼りにすることなく、独自で活動の基盤を拡げ、会員登録をすることのメリットを獲得していかなければなりません。例えば、他市のシルバーでは、地域に密着した幅広い活動をされている事例もありますし、今後の方向性についてどのように考えていますか。

【答弁】
 社会状況の変化に対し、シルバー人材センターの活動も、個々の高齢者の持つ知識や技能を充分活かしていただけるよう、就業機会開拓推進員を設置し、アンケート調査を実施するなど、新たな分野の開拓に着手しています。
 また、地域で生きがいを感じながら活躍していただけるような活動を広げていくことも重要な課題であると考えています。

【質問】
少し話は変わりますが、シルバー人材センターの運営に対し、市は補助金を支出しているわけですが、シルバーの昨今の収支の状況はどうなっているのかお尋ねします。

【答弁】
 シルバー人材センターの平成25年度の収支は184万3743円の赤字、26年度は1443万9095円の黒字となっております。

【要望】
シルバー人材センターの経営上の収支は比較的良好な状況にあるようです。また会員数の減少から存在意義も問われています。
 今後とも経営が安定していくなら、市の補助金の交付についても再検討する
 余地があると思いますので、要望しておきます。



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枚方市議会議員
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