みなさま
こんにちは
木村亮太です。

本日は様々な報道でも話題になっている、
枚方市議会議員木村亮太公式ブログ

武雄市の図書館指定管理の視察に行ってまいりました。
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1年前にもフェイスブックの取り組みや図書館指定管理の件で視察に行きました。

今回は改装が終わり、
実際に運営が始まった図書館のこれまでの状況等含めて
勉強をしてまいりました。


いきなり、武雄市×CCCでの新図書館構想が出てきたように思われていますが、
樋渡市長はずっと図書館を365日朝9時‐夜9時で開館したいと考えていました。


直営の時代にも
様々な努力で、
10時~18時開館
休館日は年34日までは行ったのですが、
直営の限界を感じ、

その時に、蔦屋書店代官山店に行き、CCCのトップの増田社長と話をし、
枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-代官山蔦屋
(蔦屋書店代官山店)

今回の構想につながったという話です。

特定の人が行く
無料の貸本屋ではなく、
自分が行きたい図書館に創りたい。


という想いのもと、
10時~21時開館
休館日は0日(365日)

開館日数は1.1倍
開館時間は1.5倍

それなのに、
運営費は直営の時の1.2億円から、
1.1億円と減少しているようです。


(CCCからは今後値上げして欲しいという意見があるとかないとか)

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それ以外の数字の変化は下記のとおりです。

・席数
120→200

・延床面積
300坪→560坪

・利用者数
26万→50万

・貸出数
35万冊→70万冊

土日で4000人
平日で2000人

GW5月4日は7108人



4~5月で市内新規登録者2000人

女性利用者が63%


CCCの担当者曰く
「女性が集まる場所には男性も集まる!」





社会教育施設としての機能はどうなの?
という部分に関しては、
下記のやり取りが参考になろうかと思います。


◯回答全文(PDF)はこちら→
http://www.city.takeo.lg.jp/info/docs/20130729tosyokantomonokaikaitou01.pdf

◯武雄市図書館の民間会社による管理・運営に関する声明書(本文・PDF)
(図書館友の会HP)→
http://totomoren.net/siryo/takeo-seimei130707.pdf


司書については、
レファレンスサービスは大事。
では、今までの図書館でそれが可能であったのか?
司書の方々が本当にレファレンスに特化するためにも、
機械でやることは機械でやる、
レファレンスのプロがやらなければならないことはレファレンスのプロがやる
というように棲み分けをしていきたい、とのこと。
今完璧というつもりはないが、今後の方向性はそのようにしていくという話です。


館内の写真をUPすることはできませんが、
機械で貸出/購入ができるようになっております。

中の様子は武雄図書館HPにあるGストリートビューで見れます。




市長がやると行った方向性をしっかりと、
行政のスタッフ、議会がサポートしていると感じます。
(これだけのドラスティックなことなので、反対派もいるでしょう。
 なので全員が全員サポートしているとは言いません。)


政治家のやること
行政職員(官僚)のやること
民間のやること

がうまく認識して、
それぞれがそれぞれの強いを保管しあっているからこそ
ここまできたのだと思います。

樋渡市長がすごいことはさることながら、
素晴らしいリーダーのもとには、
素晴らしいフォロワーがいることも感じさせられます。


武雄図書館については賛否両輪はあるのは承知していますが、
トップの意思次第で、
地方自治体というのはここまで変わることができる。

逆もまた然りです。


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今年も視察が多い。
去年より増えたような。
$枚方市議会議員木村亮太公式ブログ



↓去年です。
枚方市議会議員木村亮太公式ブログ-武雄市③
右側の方も書いていたかな。。


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公立でやるべきことと、民間でできることの判別が秀逸だと
話を聞いていていつも思います。

しがらみがないからこそできる判断ですね。