こんにちは木村亮太です。

予算質疑、総務文教分野のその1です。
(財政、企画、防災、税務、人事、広報広聴、市民参加などなどと教育全般)


FMひらかたについて


FMひらかたは市が出資して設立しましたが、
独立した株式会社です。

それにもかかわらず
売上のほとんどが枚方市からの委託料(6100万円)です。

枚方市からの委託料がなければ大赤字です。



議会からもたびたび指摘がされております。

FMひらかたの必要性というよりは、
枚方市が税金を6100万円投入する意義を問うています。





【質疑】
枚方市の放送委託の内容は?
何をしてもらうために6100万円支出するのか?



【答弁】
日頃は市民の活動や市政情報の発信のために、

1日2.5時間、年間で約950時間放送している。
そのための委託料。

災害時は災害情報に切り替えて市民に必要な災害緊急情報の提供をする。

【質疑】
災害時には緊急放送をするとのことだが、
昨年のゲリラ豪雨の際には放送がなかった。
今後どのようにしていくのか?


【答弁】
365日24時間体制でFMひらかたと情報共有できる体制を整えている。
市としても割り込み放送もできるように放送訓練に取り組んでいる。


【質疑】
今年度の予算では約6590万円から約6160万円へと
430万円ほど減額されています。

減額した理由と、減額した額の根拠を教えてください


【答弁】
減額については、
市の支出割合を減らしていくという考え方に基づき、
FMひらかたの売上に対する市の支出割合を70%から5%下げた。


【質疑】

事務事業総点検のチェックリストにも
「FM枚方が経営努力により広告収入を増やすことで市負担の経費削減は可能」と記載されています。
どこまで経費削減は可能なのでしょうか?

【答弁】
(具体的な数値はないが)

FMひらかたに広告収入を増やすなど
自立経営に向けた取り組みを盛り込むよう働きかけている




【質疑】
広告収入を増やすためには営業をしなければならないが、
直接営業をしているのか、
もしくは代理店に依頼をしているのか?


【答弁】
直接やっている。

【質疑】
社員も少ないので、費用対効果を見ながら
代理店を入ってもらうことも考えるべきです。

そもそも、
ラジオというメディア自体、どんどん聞く人が少なくなっています。

市民2000人を対象としたアンケートでも
8割の人が「ラジオをあまり聞かない」
と答えています。


そういった
環境の中でFMひらかたの必要性についてはどのようにお考えか?


【答弁】
電源の確保が困難となる災害時には、
電池さえあれば聴くことができるラジオは
有効な情報収集手段であると考えている。

同アンケートでも8割の市民が「災害時にはFMひらかたは必要」
と感じている。


【意見要望】


災害時にラジオも含めて
様々な情報伝達手段がある方がいいということは理解をします。

ただ、この約6160万円は
日頃は市民の活動や市政情報の発信のための、
1日2.5時間、年間で約950時間の放送枠です。

費用対効果がわかりません。


災害時の情報伝達手段であれば、
その機能の部分で考えるべきではないでしょうか。


いずれにしても自立経営を促していく必要があります。


FMひらかたは開局16周年とのことです。
当時は阪神淡路大震災もあり、災害時の情報伝達手段をとのことで設立されました。
もちろんそれは否定はしませんが、今は他の情報伝達ツールもありますので、
そのあたりも含めてバランスを考えるべきではないでしょうか。




↓下記が終始予測として議会に提出された資料です。
 もう少し詳細情報を記載していただくようにも要望しました。
枚方市議会議員木村亮太公式ブログ

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