正絹の長襦袢を自分で水洗いしてみよう！

放置していた、汚れたままの絹の長襦袢を自宅で洗ってみることに

こんにちは、京都市山科区で

夫と2017年生まれの娘の３人暮らし

着付け講師のきむら くみこ です

着物を着始めた頃に仕立ててもらった、絹の長襦袢

うさぎ柄が可愛くて気に入っていたのですが、ある時、女性特有の汚れを付けてしまい

悉皆（しっかい：着物のお手入れやお仕立てなどをしてくれるお店）の担当さんも男性だったので、お手入れに出すのもちょっとはばかられ・・・

そのまま放置してしまっていたのですが、先日、この本を読んだのをきっかけに、自分で洗ってみることに

このまま置いておいても着られないし、洗ってもし失敗してもあきらめがつくな、と思えたので、いざ、決行

バケツに水とワイドハイター（酸素系漂白剤）を入れて

長襦袢をドボン

しばらく放置しておくと、ものすごい黄色い水になってました

汚れが溜まってたんですね

（写真撮っておけば良かった・・・）

衿や袖口など、汚れのひどい所は、ウタマロ石鹸とシュロの洗濯ブラシでゴシゴシ

しっかりすすいで、洗濯機で1分脱水したら、着物ハンガーを使って干します

（本によると、すすぎの時にヘアリンスを薄めた液を使うと絹に良いそうですが、今回は使ってません）

が、この着物用ハンガー、裄が長い私のものを干すと、こうなります

袖部分の長さが足りない

そんな時はキッチンペーパーの芯で応急処置

そして、袂にはクリアファイルを入れておくと、重みで袖のシワが伸びてくれます

乾いたらこんな状態

上半身はきれいに伸びている

裾にも何か重りになるものを付けておいたらシワが伸びてくれるのかも...

何かいいものないかなぁ

アイロン当てたら、ちょっとマシになりました

ヨコの幅は洗う前と変化なし

タテ方向には少し縮みました（袖丈で0.7cmくらい）が、その他は水洗いによるダメージも特に感じず

例の汚れも、ほぼ分からないくらいになり（汚れてすぐに洗っていたらもっときれいになったかも知れませんね）、気持ち的にもさっぱりしました

・・・裾のアイロン、もうちょっとちゃんとかけた方がいいね笑

秋らしい半衿を付けて、早速また着ようと思います

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