恒例の ガン友師匠との病院レストランデートに行って来ました→


血液、CT、などの諸々の検査から診察までの時間をつなぐ時間でのデートです


病気の方ならば お分かりですよね


この待ち時間の長いこと・・・・


そして、結果を聞くのが不安な時間・・・


なので この時間を有意義に過ごすためのデートなのです(笑)




7月に6度目の手術を終えて 
術後初の外来でお会いしたのが7月終わりでした



あの時は 猛暑の最中でシンドイということもあったのか
少し元気がないようも思いました


それはそうですよね
術後3週間だったのですものね




何回もくどいようですが 


師匠は元の職場の上司 いや 某金融機関の支社長でしたので
ペイペイの私には 上司の上司で雲の上の方のような存在でした


大変お世話になった方で 退職後もご縁があって
年賀状のやり取りをさせてもらっていました


師匠も 定年退職後 違う職場に移られたそうですが


5年前に 大腸ガン がみつかり手術、翌年には肝臓への転移が見つかり
肝臓ガンで4回 肺ガンで1回と毎年手術を繰り返している巨人です


今年になってからは 2月と7月と2回もの手術をしたのですよ(((( ;°Д°))))


凄すぎです


なので 今や私は 師匠 と呼ばせていただいています




今回お会いしたときには すっかりお元気になられていて

9月からは 週に2回はゴルフに行けるほどの回復ぶりだそうです


確かに日焼けしたお顔


前日も次の日も ゴルフだと言っておられました


「いつ どうなるか分からないから やれるときにやりたいことをするのみ」

と 断言しておられました


師匠曰く


大腸は落ち着いているが 怪しげな肺の影は経過観察


肝臓も J病院のK教授でなければ 4回もの手術は
してもらえなかったそうです


K教授に もう手術は出来ない といわれた時は観念しなければ と


そして 前回の診察で 7月の手術で癒着がひどかったので次回は手術は難しいかも
と 言われたそうです


だからこそ 悔いのないように生きないとね

と さすが 私の師匠です


(ちなみにK教授とは生体肝移植でも有名なあの教授です)



師匠は 慶応ボーイで職歴がら金融方面にたけていて人脈にも恵まれた方です


相談事をしたり ガンの話以外でも勉強になることばかりで 

話術にも優れているのでお話していて楽しいのです


今回も 気がつけば3時間過ぎていてビックリです



女子同士みたいに 真剣な話をしていたかと思えば 涙がでるほど笑ったり

いつもボーイさんが 何回もお水を注ぎにきてくれて・・・

居座っているので・・・迷惑かも(笑)





でもね

   

この病気同士でないと絶対に分かり合えないことってあるんです




家族は 家族でとても感謝しているし一番そばにいて欲しい存在



ただ 心の奥底にある なんともいえない疼く想いを癒してくれるのは
同じ傷のあるもの同士なのかもしれません


なんてことはないんです


この時ばかりと いつも押さえている気持ちを 吐き出すだけでいいんです


押さえているものなど ないはずなのですが、

どうも ガン患者には潜在的に存在するものがあるようなのです





このブログで知り合った方達もそうですが

そんな話のできる同士がいてくれることに 改めて感謝した日でもありました