昭和32年の日活映画『幕末太陽傳』を見ました。
フランキー堺が主演、石原裕次郎、左幸子、南田洋子、、、などなど
豪華キャストの映画です。
舞台は文久の江戸、品川宿にある遊郭旅籠相模屋。
ストーリーも、コミカルで時代劇をあまり見ない私でとてもおもしろかったです!!
でもついつい、遊郭が舞台だけに着物や着こなしに目がいってしまいますね。。
モノクロなのが惜しいけども、女優さん方の身のこなしも着付けも美しく
十分綺麗さが伝わりました。
男性の帯結び。
旅籠の若衆は貝の口を結んでいました。
攘夷派の志士たちが結んでいたのは、
誰かは忘れましたが 浪人結び の人もいたような。。
長さの見積もりが合わなかったり、形がきめにくかったり
ちょっと難しく感じるのですが、好きな結び方です
映画の中に、男性が帯を結ぶシーンがあったのですが
前で結んでから、後ろにまわすのではなく、
後ろ手ですばやく結んでいたのが
かっこよかったです
(片ばさみを 浪人結び と呼ぶ場合もあるようです)