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いよいよ祇園祭です!!

久しぶりの更新です。


いよいよ、京都の夏を彩る祇園祭の山鉾巡行が迫ってきました。


街角には鉾や山が立ち並び、今日の夜からはメインストリートを含む街の中心で、歩行者天国も始まりました。


気持が昂ぶり、お祭りムードは満点です。


鉾町界隈の会社では、今日辺りから仕事にならないので休業するところが多いです。特に、室町の呉服関係の会社は、祇園祭休みというのがあります。


私も明日は会社がお休みです。


お祭りの空気を、じっくり味わってきたいと思っています。



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今日はこの辺で。




有り難うございました。




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帰京しました

京都へ帰ってきました。


先週は暑い日続きでしたが、昨日・今日はうって変わって過ごしやすい気温でした。


今月は春のお祭りが、毎週末ごとに市内の色々な神社で行われています。


少し前ですが、今年は葵祭の行列が日曜日になりました(5月15日)ので、大勢の見物客で賑わったそうです。


いつも思うのですが、千年以上前に書かれた源氏物語に出てくるお祭りが、現在も尚行われている(中断はあったにせよ)というのは、驚くべき事です。物語の中に出てくる地名なんかも、実際に現存していたりするのですから、歴史のロマンを感じます。


150年近く前に、坂本龍馬や新撰組が街を闊歩していた事を考えると、幕末の歴史マニア、特に男性は気持が昂ぶる人が多いようですが、平安時代と比べると、つい最近の様な感じがします。京都では、時間がゆったりと流れているようです。


話は変わりますが、葵祭が日曜日だと、その年の祇園祭の山鉾巡行も必ず日曜日になります。日が決まっているのですから少し考えれば当たり前のことなのですが、以外に気付いてない人が多いのでこっそりお教えします。


今日はこの辺で。読んで戴いて有り難うございました。




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また読んで下さい。では。


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出張中です

先月、6年ぶりくらいに携帯携帯を変えたので、初めて携帯から投稿します。
今日は、出張で福岡にいます。和服の世界では、やはり京都が中心地ですので、色々なところへ営業に行きます。
どんな仕事でも同じですが、営業は大変です。でも、女性を美しくして、喜んでいただけるのですから、張り合いと言うかやりがいはあります。
皆さん、着物で美しく着飾って出掛けましょう。勿論、男性の方も。
意味の無いブログになってしまってすみません。携帯初投稿はこの辺で。
読んで戴きまして、有難うございました

お誂え



着物の利点として、サイズに融通がつきやすいということがあります。少々細くても、また逆に大きくても、仕立て方や着方で、大概の方は同じ反物からお召し戴く事が出来ます。


先日友人の紹介で、着物が欲しいという方が遠方からいらっしゃいました。必要なものを揃えてお待ちしていたのですが、お越しになって挨拶をした瞬間、あー、どうしよう・・・、と困ってしまいました。


その方の名誉の為にあまり細かいことは申し上げませんが、胴回りが1メートルを相当超えた方でした。一般的な着物の反物は、9寸8分の幅で、メートル法で言うと約37センチです。その反物で着物を作る場合、最大で胴回り120センチくらいまではなんとか着物の形に作ることが出来ます。(もちろん物理的に可能だということであって、柄がある場合は必ずしもこの限りではありません)


標準的な寸法の着物をお見せしながら、今まではどんな着物をお作りになったのか、お尋ねしました。すると驚いたことに、標準的な寸法の反物でいっぱいいっぱいに仕立てて着ている、とのことでした。もちろん、幅が足りないので、脇のところが足りないらしいです。


女性に向かって、あなたは太っているから標準では無理です、とはなかなか言えませんから、遠回しに、お召しいただきやすい着物を作りますから、奥さまに合った寸法の着物を別染めしましょう、と提案しました。


別染めというと、なかなか難しくて消費者の方は躊躇されます。特に、価格的な部分でどうしても割高になりますので、はじめは乗り気ではありませんでしたが、予算を聞いてその範囲で何とかするから、と説得して了解を戴きました。


私の所は製造問屋ですので、白生地の手当や職人さんへの仕事依頼など、直接自分のところで出来ますので、流通問屋よりも遥かに割安ですし、物づくりも得意です。普段は専門店・小売店さんに販売しているのですから、消費者から見ると、随分お値打ちに感じて戴けたようです。


色々と話を聞いていると、たくさん着物は持っているのだけれど、呉服屋さんから別染めなど気の利いた提案は一度も無かったそうです。


確かに専門の業者にとっても、別染めというのはなかなか難しいもので、様々なことを考えておかないと上手くいきません。今回の場合幅の広い白生地が必要だったのですが、幅の広い生地は種類が少なく、さらに胴裏や八掛といった裏地も幅の広いものを用意する必要がありました。


ですから、よほど色々なことに精通した呉服屋さんでないと、あらゆる人への対応というのは難しいと思いますし、京都の問屋でも、そこまで物づくりが出来るところは、本当に少なくなってしまいました。


自分の所を自慢するつもりはありませんが、もしなにか着物についてのご相談やご依頼があれば、いつでもお力にならせていただけると思います。


支離滅裂な文章になってしまいましたが、今日はこの辺で。


ありがとうございました。



京都の若旦那のブログ-貝印グリーン地斜め小花






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また次回もお読み下さい。








久しぶりの更新です

とてもとても 久しぶりの更新です。


きもの検定の結果報告など、お知らせしたいことはいっぱいあるのですが、暮れに引越をしたりしていてなかなか時間が取れませんでした。


とりあえず12月のきもの検定の結果を報告します。


思っていた通り   不合格  でした。得点は69点でした。


不合格の私が言うのも何ですが、1級の問題は難しいと言うよりも細かすぎます。こんな事を記憶していて、着物の何がわかるの?という問題が多すぎます。調べたり本を読めばわかる、細かいことを記憶しておく意味がわかりません。学生時代のテストの一夜漬けや、ヤマが当たるかどうか、みたいな試験が、はたしてきもの文化検定に相応しいのでしょうか。


とはいえ、落ちた私が何を言っても所詮は負け惜しみにしかなりませんからこれくらいにしておきますが、もう二度と受験することは無いでしょう。


試験内容とは全く関係ありませんが、検定を受検後に転居したので、合否の通知が届きませんでした。事務局に問い合わせると、郵便ではなくて宅配便のメール便なので、郵便局に転居通知を出していても届かない、ということでした。この対応にも、大変不審を持ちました。何月何日以降に転居する方は合否通知の届け先を連絡して下さい、などの話はまったくありませんし、確実に受検者に届ける気持があるなら、郵便を使うはずです。因みに、京都検定というものも受験したことがありますが、結果は郵便で届きました。


費用の問題があるのでしょうが、決して安くない受験料を払って、結果が届かない様な検定は、開催する資格がないと思います。ネット上でも試験内容などの批判がたくさん出ています。きもの検定の主催者は、もっと真摯に意見を受け止めて改善していかないと、自分で自分の首を絞めて、さらには着物そのもののイメージを落としているように思います。


愚痴ばかりで申し訳ありません。次からは、もう少し内容のあるブログにしたいと思っていますので、お付き合いをよろしくお願いします。


今回はこれくらいで。



京都の若旦那のブログ-振袖黒地花の丸



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次回も是非お読み下さい。


ありがとうございました。