竺仙の浴衣
ジメッとした梅雨には、藍染の浴衣がピタリときます。

弊店のウインドウ、竺仙の浴衣地です。
左の紫陽花は、綿紅梅(めんこうばい)、紅梅織といって格子状の凹凸を表した
薄手の織物です。麻の長襦袢を着て着物としても着られます。
右の白地は、縮長板中型小紋です。もちろん藍染ですが、白場がお多いのは珍しいです。
綿縮みの風合い、まるでスルメのような凹凸、これは竺仙にしかないオリジナルです。
先月の浴衣の撮影は、知人のスタイリストさんから、
モデルの前田典子さんに合う浴衣というご依頼でした。

今回は、竺仙の松煙小紋に麻の兵児帯を合わせました。
無地の麻の兵児帯は、簡単に結べて格好つくのでお薦めです。
園田マイコさんは、縮長板中型の乱菊模様の浴衣に道屯織半巾帯を貝の口に結びました。
只今発売中の雑誌「HERS」(光文社)7月号に掲載されていますのでご覧下さい。