きものを通じて、生涯現役で生きた女性

池田重子さんの展覧会に行ってきました

 

 

 

今年1月に、松屋銀座で開催された

 

「池田重子コレクション

 日本のおしゃれ展」

 

という、

きものの展覧会に行ってきました。

 

 

 

とても感じることが大きい

展覧会で、

 

昨日改めて、本を読み返し
思うところが大きかったので

こちらに書きたいと思います^^ 

 

 

 

 

この展覧会でとても心打たれたのは

池田重子さんという

大正生まれ

ひとりの女性の生き方でした。

 

 

 

 

池田重子さんは

大正12年生まれ。

 

 

きものや和小物のコレクターであり

コーディネーターであり

デザイナーでした。

 

 

 

美容家のIKKOさん

表舞台で着るきもののほとんどが

池田重子さんのデザインだそうです。

 

 

 

コレクションのスタートは

池田さんが50歳を過ぎた

昭和50年代。

 

 

偶然、ある古い帯留に出会い

これをばらばらにしてはいけないと

その場の帯留を全て購入したことが

きっかけだったそうです。

 

そのときの購入資金は

「家を買うように」

と元ダンナさんからもらった
離婚の慰謝料…!

(…なんと!!)

 

 

 

 

その後の生活の事も考えずに

つぎ込んでしまったそうです…!

 

 

 

 

帯留から始まり、

帯、きもの、半衿…と

大正から昭和初期のもの

を中心に集め始め

そのコレクションは約1万点。

(個人の所有では膨大な量!!)

 

 

 

 

とはいえ、集める基準は

ご自身が心惹かれるもの

だったそうです。

 

 

 

 

”一貫しておりますのはどれも

「胸がドキドキするもの」

 であることです。

 

 箱書きや銘を見て選ぶのではなく、

 自分の心がときめくものだけを

 コレクションしているのです。”

 

 

 

ご自身のコレクションを

雑誌や展示会で紹介することで

着物のコーディネーターとして活躍。

 

 

 

50歳を過ぎてから

人生の花が開いた

と語っていたそうです。

 

 

 

 

そして、

今回の展覧会の準備を

進めていたさなか

2015年10月に逝去されました。

 

 

89歳でした。

 

 

きものを通じて

生涯現役でいらっしゃいました。

 

 

心からお悔やみ申し上げます。

 

 

 

 

池田先生が選び組み合わせたきものは

池田先生の

「これが好き」

「見て触れるだけでワクワクする」

という思いが根底にあります。

 

 

 

 

だからこそ、

見る人の心にも

響くのだと思います。

 

 

 

 

きものでは学ぶことが

多くありますが

「これが好き」「ワクワクする」

という気持ちを

まずは大事にしましょうね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本女性の最強の負服
きものを略的に着こなす!
ジャパネスク・ビューティー・クリエイター
上杉惠理子(うえすぎ えりこ)

 



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