続・きものを着ると、
ヨガをしているような気がするのです
きものを着ているときと
ヨガをしているとき
何が似ているのか
前回の記事の続きを
お届けしますね!
先日グループレッスンで
2回目の着付けの練習をしたとき
生徒さんのおひとりが
「ツボ」にハマってしまい
いつもできたことが
うまくいかなくなり
2度、3度と同じ動作を、
やり直していました。
着付けは
気持ちが焦っていたり
集中できていないと
それが表に出てきます。
いつもうまく出来ることが
今回は出来ない
そうやって焦っていくと
うまく着れない
ナットクできない
やりなおす…
を繰り返すことがあります。
逆に、
最近忙しくて余裕がない
気持ちが落ち着かない
そんなときに
きものを着ていると
だんだんと気持ちが整って
帯を締め終わる頃には
外見もがらりと変わり
気持ちもすっきり変わるときもあります。
きものを着ながら
ますます
気持ちが焦っていくときと
だんだん
気持ちが整っていくときと
私も両方体験しています。
何が違うと思いますか?
最初に書かせていただいた
生徒さんは
一生懸命になりすぎて
顔が赤くなっていました。
「呼吸をしてくださいね」
と私が言ったら
「息が止まっていました!」
と、笑いながら
深呼吸していました。
そう、呼吸 なのです。
ヨガにおいて
呼吸は
とても大事なもの。
長く深い呼吸をすることで
身体がゆるみ、
身体の可動域が広がって
ポーズをとりやすくなるとともに
意識が外の情報よりも
自分の身体と心に集中し
「内観」しやすくなります。
呼吸が深くできず
呼吸が浅かったり止まっていると
できないポーズもあれば
呼吸を深く長く導いてくれる
ポーズもあります。
呼吸とポーズは
双方向に作用します。
きものをうまく
スッと着られるときは、
着ながら自分の身体の状態を
向き合っている時間のようです。
ヨガでいう
「内観」と一緒。
そのように、うまく着れるときは
いつもより長く深い呼吸が
できています。
何度やってもうまくいかない
どんどん焦り
きもの自体がイヤになってきた…
そんなときは
一度深呼吸をして、
長めの呼吸を意識しながら着てみる
とうまくいくことが多いのです。
ヨガのポーズと一緒!!
また、きものは
ずーーっと鏡ばかりを見ていると
うまく着れません。
特に、帯のお太鼓結びは
自分の背中に直接
あの「四角」をつくっていくので
鏡を見ながら結ぶと体がねじれて、
どんどん曲がっていきます…。
鏡を見ずに
真っ直ぐ立って
両手の指を
同じ力を入れて帯を広げる
帯枕が背中にぴったり
くっついているか背中に感じる
両手のひとさし指で
帯のタレの長さを測る
…と、鏡に映る自分の視覚情報よりも
触覚や平行感覚など身体感覚を使って
着ていったほうが、早く、うまく着れます。
これもヨガと一緒!!
ヨガのように
深く長い呼吸を意識しながら
視覚よりも自分の身体感覚を頼りに
きものを着ていく
そのほうが
うまく、早く着れますし
きものを着ている時間が
自分の心と身体に向き合う
貴重な時間になります。
そうやって
きものを着ている時間そのものも
楽しんでいただけると
とてもとても嬉しいです^^
日本女性の最強の勝負服
きものを戦略的に着こなす!
ジャパネスク・ビューティー・クリエイター
上杉惠理子(うえすぎ えりこ)
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