ローブデコルテとは? | おしゃれな働く40歳代の女性の高級きものライフを応援するブログ

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今夜、フィリピンのアキノ大統領歓迎の晩餐会が天皇皇后両陛下の主催で開催されました。




佳子様が初めて晩餐会デビューということで、お召し物が注目されました。




その様子を今日のミヤネ屋で取り上げて、ローブデコルテについて


当店で扱わせていただいていることから

日本橋きもの人に取材にいらっしゃいました。




ローブデコルテとは、フランス語で衿を大きく明けて胸や背、肩を出して見せるドレスです。






ワンピース仕立てで,床までの着丈で袖なしで手袋をはめます。

女性の第一礼装のイブニングドレスです。


イブニングドレスの中でも、最上級の正装として皇室行事や晩餐会、舞踏会などで

着用されることが多いです。



お袖と衿のないシンプルなデザインですから、きれいなフレアーを出すのがとても重要となり、

仕立ての腕の良さが求められます。



このドレスは、労働大臣賞受賞の縫製士さんが仕立てています。


体型を綺麗に見せるとか品格を出すラインということが難しいのです。

スカートのふくらみが出るように、中にペチコートを作って着るます。


また、衿元に真珠や宝石をつけますから、その宝石が生える衿開きのラインも重要です。




お靴は、正式な場面では布製です。
この龍村の布でヘッドドレスと靴をお作りしました。


身につけられるもののそれぞれが格を持ちますから
その場面とお立場に求められる格に合わせて身につけることがとても重要になります。


手袋もローブデコルテには必需品です。

手袋の長さは3段階です。 


 1)正式には肘(ひじ)の上に来る長さ
 2)肘の下 
 3)手首だけ 


短いほどカジュアルで、昼間は短い手袋です。


また、正式な場面では夜は髪にティアラをお付けになります。


佳子様は、カチューシャなどもつけていらっしゃいますね。




また、ドレスの生地の品質もとても重要です。


染めやプリント柄ではなく、この生地のように織りで柄を出した上質な絹が
多く使われます。乳白色の絹の優しい風合いが美しいです。


この生地は絹で、大変細い糸で織って柄を出しています。


白い生地を織ってから、その上に絵を描くのではなく
たて糸とよこ糸の段階で柄を設計して糸を染め分けて織ることで柄を作り上げるのです。
織物の世界です。


ローブデコルテは、有る程度の生地の厚みと上質な風合いや張りや光沢感で必要です。

とてもシンプルなドレスラインなので生地の品質がそのまま着姿に影響を与えるのです。




この生地は、龍村(たつむら)という皇室ご用達のメーカーさんの生地を使っています。


龍村は有名なブランドで、何と言っても初代龍村平蔵さんがすごいのです。

平蔵さんは、明治、大正、昭和を生きた方で、近代の織物を高いレベルに引き上
げて完成させた方です。


京都・西陣で呉服の小売りを始め、後に斬新な織物を開発し、あらゆる織り方を考案して
芸術の域まで高めました。


当時同世代の作家芥川龍之介に「恐るべき芸術的完成に頭をさげざるを得ない」と言わせたのです。

また、法隆寺、正倉院など、古代、中世の日本の織物や、シルクロードの錦の再現など
世界中の様々な古代織物の復元と制作を手がけ、数々の新たな織技法を発明しました。



その様子は、作家の宮尾 登美子さんが、「錦(にしき)」という本に書かれています。
名著ですから是非お読みいただきたいです。


平蔵が作り上げた織物の高い技術は、飛行機や新幹線のシートなどにも現在沢山
使われていて、世界の織物文化にとても大きく貢献しています。


これがご紹介いただいたローブデコルテとヘッドドレスです。


間宮レポーターが身に着けました。


体のラインがくっきり出て、お肌やお顔立ち、体型がくっきり出て

女性の美しさが引き出されることにびっくりなさっていました。




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